共働きの家庭は年々増加しており、今では約6割の夫婦が共働きを選択しています(参照: 共働き等世帯数の年次推移 - 厚生労働省)。妻が仕事をしていると、旦那からすれば「会社の人と不倫をしているのでは?」と不安に感じてしまうこともあるでしょう。
実際に共働きの妻は「専業主婦と比べて不倫をする確率が高い」と言われることも多いです。そこでこの記事では、社内不倫を経験した人の割合や、共働きであると浮気をしやすい理由などを紹介します。 妻の仕事の帰りが遅く怪しいと悩んでいる旦那の方は、参考にしてみてください。
社内不倫を経験した人の割合は約3割
マイナビニュースによるアンケート調査によると、社内不倫を経験した人の割合は約3割です。10人に3人は職場の人と恋愛関係に発展した経験をしていることになります。(参考:社内不倫、したことある? 7割以上は経験ナシと回答|マイナビニュース)
共働きの妻は専業主婦と比べて新しい異性との出会いは多いです。職場では新しい出会いや恋愛感情を抱くきっかけも多く、また、経済的に自立している、自由に使えるお金があることも浮気をしやすい理由のひとつと言えます。
共働きの妻が浮気をする理由
もちろん共働きであるからといって必ずしも浮気をするわけではありません。しかし、なぜ共働きの場合は、浮気をしてしまう可能性が高いのでしょうか。 共働きの妻が浮気する理由は、主に次の3つです。
- 職場での出会いが多い
- 夫婦のコミュニケーションが減る
- 妻が経済的に自立している
ここでは、具体的な理由をみていきましょう。
職場での出会いが多い
女性は環境によって人の好みが変わることがあり、職場で出会った人に興味を持つことがあります。浮気は性格ではなく、環境といわれるように、異性が多い職場であれば不倫につながる可能性は高くなります。
妻が消極的な性格であったとしても、相手の男性が積極的にアプローチすれば、浮気に発展するケースは珍しくはありません。とくに相手の男性が、旦那にはない魅力を持っている人であれば、新しい感情をもたらしてくれるでしょう。その結果、不倫につながる可能性が高くなります。
夫婦のコミュニケーションが減る
共働きの場合、自宅よりも職場にいる時間のほうが長くなることがあり、夫婦のコミュニケーションが減るケースがあります。
さらに勤務時間が夫婦で違う場合は、妻が働いている間は旦那が寝て、旦那が働いている間は妻が就寝時間と、顔を合わせる時間がまったくないといった状況になることも珍しくはありません。
女性の不倫は心の寂しさからと言われるように、夫婦のコミュニケーションが減り、寂しさや満たされないような感情を抱くようになると不倫に発展しやすくなります。
妻が経済的に自立している
共働きで各自収入があるため、お金の管理を分けている夫婦も増えています。共通の貯金額と生活費は各々入れて、残りは自由に使えるといった形です。この場合、実際相手がどのようにお金を使っているのかわからないケースがあります。
自由に使えるお金があり、管理されないともなれば、不倫をするうえでは好都合です。妻の支出が無駄に増えたり、普段1人では行かないようなお店のレシートが増えたりした場合は、不倫している可能性があります。
共働きの妻が浮気をしている兆候
共働きの妻が浮気をしている兆候としては次の3つです。
- 残業や出張が増えた
- 急におしゃれになった
- 飲み会が多くなった
実際、妻の浮気を疑ったのは、上記のいずれかに当てはまっているからという方も多いでしょう。また、不倫を疑っていなくとも、妻が上記に当てはまる行動をしている場合は要注意です。
ここでは、共働き妻が浮気をしている兆候について詳しくみていきましょう(関連:妻の浮気の兆候やチェックすべき行動パターン5選)
残業や出張が増えた
急に妻の残業や出張が増えた場合、嘘をついて浮気相手と会っている可能性があります。とくに、今まで残業や出張がないにもかかわらず、急にそういったことが増えた場合は浮気のサインでもあります。
旦那としては帰宅時間が遅くなって不安になったとしても、疑わずに労るべきだと思う方もいるでしょう。しかし、その間に浮気相手と親密な関係になる可能性もあるため、早いうちに対策をする必要があります。
急におしゃれになった
仕事に行くだけなのに洋服がおしゃれになったり、下着が派手になっていたりする場合は、すでに不倫相手と肉体関係を持っている可能性があります。
とくに今まで好みではなかった服を着ている場合は、不倫相手の好みに合わせているかもしれません。下着が派手であったり、不自然にメイクが落ちていたりしていないか、洋服の好みが変わっていないか観察してみましょう。
飲み会が多くなった
会社の飲み会はお酒で気分が上がることもあり、雰囲気や流れで不倫をしてしまう方は少なくはありません。そのため、会社の飲み会が頻繁に行われる場合は注意が必要です。
また、会社の飲み会と嘘をつき、浮気相手とふたりで食事をしているということも考えられます。結婚している方が多い職場だとしても、既婚男性からのアプローチは珍しくないため油断は禁物です。
共働き妻の社内不倫が発覚した時にしてはいけない事
共働きの妻が同じ会社の人と不倫していた事が発覚しても、次の2つは原則してはいけません。
- 仕事を強引に辞めさせる
- 会社に連絡して浮気の事実をばらす
場合によっては、妻と浮気相手の関係を進展させてしまったり、会社から訴えられたりする可能性もあります。
仕事を強引に辞めさせる
社内不倫であるため会社を強引に辞めさせれば、浮気相手との関係が解決されると考える旦那もいるでしょう。しかし、妻が仕事を辞めることを拒否すれば、強引に辞めさせることはできません。
また、無理に仕事を辞めさせることで、妻との関係が悪化し、夫婦関係を修復できなくなるかもしれません。妻と離婚することを考えていない場合は、浮気に至った原因や今後についてお互い話し合い、妻に歩み寄る姿勢も大切です。
会社に連絡して浮気の事実をばらす
会社に連絡して、浮気の事実をばらそうと考える旦那もいます。しかし、不倫が事実であっても、会社は業務に影響がなければ基本的に処罰は与えません。
また、事実だとしても、証拠がなければただの噂だと流される場合もあります。さらに、職場の社員に噂が広まれば、名誉毀損に該当する可能性もあるため、職場へ連絡することは控えましょう。
まとめ
共働きはお互い自由に使えるお金が増えるものの、その分異性との出会いが増えて不倫しやすくなる傾向にあります。もしも共働き妻が不倫している可能性がある場合は、子どもを授かったり、より深い関係になったりする前に止めるべきです。
離婚をするにしても、証拠を集めてから行動に移しましょう。すでに妻の帰宅時間が遅く、飲み会が多い、下着が派手である、といった場合は、注意深く観察することから始めてみてください。