不倫に悩む女性

『シタ妻』とは、不倫・浮気を“した”妻を意味する、ネットを中心に使われている造語です。漫画のタイトルや週刊誌のタイトルなどにもシタ妻と使われていることもあり、どこかで目にした方も多いでしょう。

反対に、夫に不倫をされた妻に対して『サレ妻』や『サレタ妻』、夫側にも『シタ夫』『サレタ夫』という呼び方があります。こちらの記事では、主に不倫をシタ妻本人に対して、不倫のリスクや原因、離婚して後悔する理由についてご紹介します。

“シタ妻”と、軽い感じで呼んでいますが、不倫をすることは夫婦関係を継続するための大きな障害になります。浮気がバレた後には、離婚や親権問題、慰謝料請求などの大きな問題にも発展していきます。

そのまま不倫を続けて後悔しないよう、シタ妻の方がどのようにしていくべきかを一緒に考えていきましょう。

浮気調査ってこんな安いの?

浮気調査はすごい高いイメージがありますが、街角相談所という探偵マッチングサービスを利用すれば、調査費用が最大40%割引になります。短期間の調査などであれば、想像以上に費用が安く済むことも。

診断フォームへの入力で費用を簡単に調べられるので、浮気に悩む方はぜひ無料診断を利用してみてください。

\ 月間利用者数1000人以上 /

簡単30秒 / 匿名OK最安値を無料診断してみる

もっと詳しく見る

シタ妻ってどういう意味?

冒頭でもお伝えしたように、『シタ妻』とは、不倫・浮気をした妻のことを言います。反対に不倫された妻は、『サレ妻』『サレタ妻』と呼ばれています。

本記事でお伝えしますが、不倫=不貞行為は裁判でも離婚が認められる法定離婚事由の1つです。

不倫がバレて夫から離婚を突きつけられれば、離婚理由を作ったシタ妻に責任があり、シタ妻本人が離婚を拒んでも裁判で離婚が認められる可能性が高いですし、高額な慰謝料請求が認められる可能性も出てきます。

シタ妻の特徴5選

浮気の経験があるシタ妻。浮気をする人にはある特徴があります。あくまでも特徴の1つと捉えて欲しいのですが、シタ妻になる女性は、次のような特徴があります。

何かに依存しやすい性格

人への依存度には個人差がありますが、依存度が高い方はシタ妻にもなりやすいと考えられます。結婚前や夫婦仲が良好な頃は、夫に依存して安心感を得られていたかもしれません。

しかし、夫との関係が希薄になっていくうちに、夫以外の男性に依存していき、シタ妻になるようなこともあるでしょう。夫だけではなく、子どもに依存していて、子どもが自立していった後にシタ妻になる方もいます。

寂しがり屋

上記の依存度が高いとも共通していますが、元来寂しがり屋の方もシタ妻になりやすいと言えるでしょう。専業主婦などで、一人で家にいることが多くなりがちの方は、寂しさから外に異性を探しに出かけてしまうきっかけにもなり得ます。

夫の仕事が忙しくて、なかなか家に帰ってこない方も同様です。ちょっと寂しいからとSNSなどから異性と繋がり、そこから不倫に発展するということも少なくないでしょう。

自己肯定感が低い

自分に自信がない方、自己肯定感が低い方も不倫相手のところに自分の居場所を求めてしまいやすいです。特に夫婦関係が良くなく、夫から冷たい態度を取られると、認めてくれる男性に心が揺らいでしまいます。

このように、依存気質や寂しがり屋の人、自分に自信がない人は、夫から相手にされていないという感情からシタ妻になってしまうことも多いです。「夫に相手にされていない」という思いは、過度に考えすぎているだけかもしれません。

あなたから勇気を出して夫や家族と一緒に出かけるような提案をしてみれば、案外すんなりと話が進むかもしれません。

それでも冷めきっている夫婦関係であれば、夫婦カウンセラーや友人に相談し、夫婦仲改善の道も模索していってみてください。シタ妻になって後から後悔してしまうより、よっぽど健全な在り方だと思います。

飽き性

寂しさなどから不倫を始めるのではなく、今の夫に飽きてしまい、より魅力的な男性を求めて活動的になる既婚者もいます。確かに何年も夫婦関係を続けていけば、マンネリ化してしまうことも分かります。

マンネリした後には不倫という刺激を求めがちですが、不倫には後悔とリスクがとても大きいです。一旦冷静になって、今の夫婦関係でも新しい楽しみ方ができないか考えてみましょう。

甘え上手

天然か計算してかはその人によりますが、甘え上手の方であれば、男性からの注目を受けます。既婚者であっても、「手伝ってあげなきゃ」と思われるようなことがあれば、そこから親密になり、いつの日か不倫関係に陥ることもあり得るでしょう。

最近、夫に甘えていないな…という方は、一度夫にも甘えてみてください。夫の頼もしい一面が久しぶりに見られるかもしれませんよ。

シタ妻が浮気を続けるリスク

シタ妻になりやすい女性には、上記のような特徴がありますが、何度かお伝えしたように、シタ妻を続けることにはさまざまなリスクが付きものです。寂しい、飽きたなどの感情で不倫が始まることも多いですが、どのようなリスクがあるかをしっかり把握し、冷静に不倫すべきではないということを理解しておきましょう。

夫にバレるリスクが高まる

今は不倫がバレていなくても、長く続けていれば詰めも甘くなり、いつの日か不倫がバレる日も訪れてしまうでしょう。後述しますが、不倫がバレれれば、夫から離婚を切り出される可能性もありますし、高額な慰謝料請求を受ける可能性も高いです。

不倫という不法行為をおこなった以上、シタ妻の立場は厳しいものになり、様々な責任を負わされることになります。

夫婦仲が冷めていく

不倫しながら配偶者とも良好な関係を続けていけるような器用な方は少ないです。不倫相手と夫を比較して夫の嫌な部分が余計に見えてきたり、単純に一緒に夫婦でいる時間が減っていったりすることで、夫婦関係が悪くなっていくことも多いでしょう。

夫婦仲が冷めていった先には、離婚をするか、家庭内別居や仮面夫婦のような、夫婦関係は継続しつつも夫婦の会話が全く無いと言って良い状態になります。

夫婦だけの問題であればまだ自己責任とも捉えられますが、子どもがいる場合には、離婚することや夫婦不仲な状態が続くことが子どもに大きな影響を与えるという自覚を持たなくてはなりません。

慰謝料が高額になる

不倫をすることによって、慰謝料請求されるリスクが出てきます。それだけではなく、不倫期間が長ければ長いほど慰謝料が高額になる可能性が高まります。

一概には言えませんが、年単位の不倫が続いている場合、100万円を超えるような慰謝料請求をされても仕方ないような状態にも陥ります。ダラダラ不倫関係を続けても良いことはありません。

本当に夫との夫婦関係を改善できないような状態になっているのであれば、キッパリ離婚することも検討すべきですし、夫にも未練や夫婦仲改善の余地があるようであれば、不倫をキッパリ止めるべきです。

シタ妻が離婚して後悔する理由

シタ妻を続けた結果、離婚に至るケースも少なくありません。不倫がバレて離婚するか、バレないまま離婚するかの違いはありますが、いずれにしても以下のような後悔が出てきてしまいます。

そもそも離婚を拒否される可能性がある

シタ妻自身の意思で離婚をしようとした場合、夫にも不倫や家庭内暴力などの離婚事由がない限り、夫の同意がない状態での離婚は困難になります。自分だけの意思で離婚が決まらないので、夫に離婚を納得してもらう必要があります。

その一方で、不倫がバレてしまった場合、シタ妻から離婚を切り出しても反発にあったり、慰謝料請求などの大きな問題に発展していったりするでしょう。どうしても離婚したいのであれば、金銭面や親権などでシタ妻側が妥協して、夫の要望に答えなくてはならないシーンも出てくるでしょう。

経済的な不安が残る

今の夫に経済的に依存している場合、離婚することで経済的不安が残ります。不倫相手との再婚を考えている方もいるかもしれませんが、不倫相手はあくまでも遊びで不倫関係を続けていただけかもしれません。

また、離婚時に慰謝料請求をされたのであれば、支払いが大きな負担になるでしょう。自分の不倫によって離婚したことで、経済的に苦しい目に遭う未来が訪れるかもしれません。

母子家庭になる

経済的問題と同様に、母子家庭になってさらに大変な思いをするかもしれません。離婚の原因を作ったのはシタ妻ですが、離婚後に親権獲得する割合は女性が9割と非常に高いものです(参考:「子の親権者の定め」をすべき件数―親権者別―全家庭裁判所 裁判所)。

本来、母子家庭になってしまったのであれば、親族や友人も協力してくれやすいのですが、不倫したことが周りにも知られていたのであれば、「あなたに非があるのだから」と協力を拒まれてしまうような原因にもなりかねません。

慰謝料請求をされる可能性がある

繰り返しますが、不倫していた事がバレることによって、慰謝料請求される可能性があります。

離婚や子どもの有無、不倫の期間などにもよりますが、数十万円〜100万円前後の慰謝料が不倫慰謝料の相場になっていおり、シタ妻にはその慰謝料を支払う義務が生じてきます。

子どもと暮らせなくなる可能性もある

上記で親権を獲得する女性が9割とお伝えしましたが、育児を放棄したり、家庭のお金にまで手を付けて不倫していたりするような場合には、離婚時にシタ妻に親権が認められず、子どもと一緒に暮らせなくなる可能性が出てきます。

そもそも子どもをほったらかして不倫をしているような状態ですから、親権を獲得できなくてもしょうがないのですが、後で一人になって冷静になると、周りに何も残っていなくて大きな後悔に陥ることもあるでしょう。

一人になって精神的に不安定になる

夫から離婚を切り出されたり、親権を取られたりして一人になってしまうと、大きな不安と後悔に襲われる事があります。

不倫相手も、あくまでも不倫だけの関係と考えていることも多く、シタ妻が離婚をしたからといって、不倫相手と再婚できるとも限りません。

不倫をしている時の感情は、一時的なもので、後から冷静になって罪悪感や後悔に苛まれるシタ妻も多いでしょう。

シタ妻が抱えている後悔や不安とは

このように、不倫をしたシタ妻は、冷静になった時に大きな後悔と不安に駆られます。具体的に、どの程度の人がどのような後悔や不安を抱えているのかをこちらでご紹介します。

不倫したことを後悔している

「不倫したことを後悔していますか?」と、インターネット上でもいくつものアンケートが実施されています。複数のアンケート結果を見てみたところ、約半数の方は「不倫して後悔した」と思っているようです。

後悔した方の意見の一部を挙げてみると…

  • 冷静になって罪悪感や妻・母としての自覚不足が出てきた
  • 不倫がバレて泥沼になった
  • 離婚したり、子どもと会えなくなったりすることになった
  • 不倫相手は結局遊び感覚で、すぐに別れることになった

このような後悔が多かったようです。不倫がバレなくても、不倫相手から捨てられたり、自分自身に罪悪感が出てきたりと、途中で後悔の念が出てくる方も多いです。

その一方で、周りにバレるまで不倫が続いて、その結果離婚や親権問題などの泥沼の展開に進んでいって後悔したシタ妻も多いようです。

離婚したくないと思っている

不倫は遊びで「離婚するまではない」と考えているシタ妻もいらっしゃるでしょう。 しかし、夫はそうではなく、1度の不倫が分かっただけですぐに離婚を考えるケースも少なくありません。

パートナーの浮気が発覚したら浮気するか?参考:【意識調査】パートナーの不倫発覚、“離婚する”派は約半数 回答結果に男女差なし|オリコン

経済的に自立できるか不安

主に離婚した後の話ですが、経済的に不安に思っているシタ妻は多いです。そのようなこともあって、不倫に限らず、夫に不満があっても離婚までは切り出せない妻も多いです。

しかし、ここまでお伝えしたように、不倫がバレることによって夫から離婚を突きつけられる結果に陥るかもしれません。さらには、慰謝料や養育費などの金銭を支払う責任を負う可能性すらあります。

不倫相手が再婚してくれるとも限りません。 離婚後の経済的不安を抱えている方は、不倫を続けている以上、いつバレて離婚を突きつけられるかという悩みからは解き放たれないでしょう。すぐにでも不倫関係を断ち切り、夫婦改善や経済面での自立の方法を考えていくようにしましょう。

まとめ

シタ妻とは、不倫をした妻のことを言います。主にシタ妻本人に対して本記事の内容をお伝えしましたが、不倫をした女性には、たくさんの不安と後悔、そして大きなリスクがあることがお分かりいただけたでしょうか?

現在、不倫をしている方が、ダラダラと不倫を続けることに良いことはありません。今回お伝えした内容をご自身にも当てはめて、不安や後悔が出て来そうなのであれば、不倫をキッパリ止めるように努めていってください。

それでも夫婦関係の修復が困難なのであれば、離婚をすることも検討する段階でしょう。 繰り返しますが、ダラダラ不倫を続けてもリスクと後悔が待っていますので、現状を変えていくきっかけにしていただければ幸いです。