夫婦関係について考える妻と旦那

妻の浮気が発覚して許したものの、夫婦関係が以前のようにならないと悩んでいるのは、不倫後のよくある悩みの1つです。結論からいえば、不倫後に夫婦関係を再構築するのはとても難しいです。

以前の関係のように再構築と考えるよりも、新しい関係の夫婦になると想像した方が良いでしょう。この記事では、妻の浮気発覚後はどうなるのか、夫の心理パターンなどを紹介します。妻の浮気が発覚して、再構築で悩んでいる夫は参考にしてみてください。

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妻の浮気発覚後の夫婦関係はどうなる?

妻の浮気発覚後、不倫関係は次の3パターンに分けられます。

  1. 離婚を選択する方も多い
  2. 離婚せずに仮面夫婦になる
  3. 妻を許して何もなかったような関係に戻る

多くの場合は1つ目となりますが、女性の年齢や働き方によっては、2を選択せざる得ないこともあります。

3に戻るのは難しいですが、以前のような関係に戻りたいと望む方も多くいます。ここでは、妻の不倫発覚後の夫婦関係について、詳しくみていきましょう。

離婚を選択する方も多い

結婚相手は一番の味方、100%信頼している人生のバートナーです。だからこそ、浮気は許せず、離婚を選択します。これは妻に浮気された場合だけではなく、旦那がされたときにも言えることです。

また、妻が浮気をしていたケースの方が、夫が浮気していたケースよりも離婚率は高いと言われています。つまり「妻の浮気を許せない」という夫は多いのです。

なかには、離婚をしてから再構築を試みる夫婦もいます。しかし、いくら愛している相手だとしても、浮気をされれば信用できず不安になり、苦しい感情から抜け出すために離婚を選択する場合もあるのです

浮気を許して再構築する夫婦もいますが、実際のところは離婚を選択する方が多いでしょう。とくに旦那が経済的に自立をしている、子どもがいないともなれば、離婚を選択するのは当然といえるでしょう。

離婚せずに仮面夫婦になる

経済的な理由や子どもがいるために、離婚を選択せずに仮面夫婦になるパターンもあります。とくに日本の場合は男性が親権を取ることが難しく、妻側が親権を持つ割合は約9割となっています。

「妻が全児の親権を行う」(84.5%)、「夫が全児の親権を行う」(11.9%)、 「その他」(3.6%)。

引用元:法制審議会・家族法制部会ヒアリング資料 - 法務省

妻の浮気が離婚の原因になったとしても、親権者の判断は切り離して考えられるため、旦那が親権を獲得するのは難しいケースが多いです。

そのため、子どもが巣立つまでは仮面夫婦として夫婦関係を続けたり、あえて不倫を見過ごして親権を獲得する準備が出来てから別れるパターンもあります。

女性の場合は経済状況によって離婚を選択できないパターンが多いものの、男性の場合は子どもが理由で仮面夫婦になるのは珍しくありません。

妻を許して何もなかったような関係に戻る

過去に自分も浮気していた、夫である自分にも非があった、などの場合は以前の関係に戻る場合もあります。

例えば、一途で浮気なんて考えられない、そんな性格の妻が浮気をしたとしましょう。一見、妻がすべて悪いように見えますが、実は旦那は浮気されても仕方ないと思っている一面があります。

これは、逆に妻の浮気をきっかけに旦那が自分の態度を反省し、許して夫婦としてやっていくパターンです。浮気は許されるものではありませんが、夫婦関係に亀裂が入っていても見て見ぬ振りをしていた旦那の場合は、一概に妻だけが悪いとはいえません。

妻の浮気発覚後の夫の心理パターン

妻の浮気発覚後、やり直せるかやり直せないかは、夫の心理パターンで大きく変わります。心理パターンは、大きく分けて次の2つに分けられます。

  1. 妻の裏切りが許せない
  2. もう一度関係を再構築したい

浮気された夫は一度自分の感情を整理し、浮気した妻は夫の感情を理解しましょう。それぞれの夫の心理パターンについて詳しく紹介します。

妻の裏切りが許せない

先述したとおり、妻は生涯ともにするパートナーであり、夫からすれば誰よりも信頼している相手です。そんな妻に浮気されれば、旦那が許せないと思うのは当然のことです。

夫は仕事で忙しく妻は我慢していた、仕方なく浮気に走ったとしても、夫からすれば話し合いをしてほしかったとしか思えないでしょう。

旦那以外の人に本気になってしまったとしても、夫からすれば裏切り行為です。夫の心理が妻の裏切りが許せないとなっている場合は、再構築はほとんど不可能です。

なかには許したいと思っていても、許せないと悶々としている夫もいるため、その場合は離れるほかありません。

もう一度関係を再構築したい

夫に原因があって浮気に走った場合、旦那が自分の行動に問題があると気付けば、もう一度関係を再構築したいとなる場合があります。とはいっても、以前と同じような関係になることはできません。

離婚になってもおかしくない行動をしているわけですから、なぜ浮気をしたのか、夫婦関係を良好に保つための話し合いが必要です。「浮気されたけど許します」といえば関係が良好になるのか?といえばそれは違います。

関係を再構築するには、相手に信じてもらう努力、逆に浮気を蒸し返さないように双方が努力しなければなりません。

妻の浮気から夫婦関係の再構築を成功させるには

では、妻の浮気から夫婦関係を再構築させるにはどうしたら良いのでしょうか。具体的な策としては、次の3つです。

  1. 感情的に妻の浮気を問い詰めない
  2. 浮気の原因を夫婦で話し合う
  3. 浮気相手との関係を完全に断ち切る

再構築を成功させるためには、日頃の行動が重要です。しかし、その前にこれから紹介する3つは最低限、抑えておきましょう。

感情的に妻の浮気を問い詰めない

妻の浮気を感情的に問い詰めてはいけません。妻の浮気は許される行動ではありませんが、そもそもなぜ浮気をするようになったのかが分からなければ、これからの策が立てられません。

そうなれば、再構築は困難になるため、妻が浮気をした理由を喋れなくなるように問い詰めるのはNGです。あくまで冷静になって、なぜ浮気をしたのか、きっかけはなんなのか、などを聞くようにしましょう。これをすることによって、夫婦関係を再構築するためのヒントを得ることが出来ます。

浮気の原因を夫婦で話し合う

妻が結婚前から異性関係にだらしがない、もともと浮気しやすいような環境でいるなどでなければ、浮気をした原因は旦那側にもあるかもしれません。浮気を正当化するわけではありませんが、再構築するには何が原因なのか把握しなければなりません

例えば浮気の原因トップ3に入っていると言われる「セックスレス」、これが原因であればセックスを定期的にする、普段から見下されている感じがするのであれば、お互いを尊重し合うなどです。浮気の原因を知って、再構築をするにあたってするべき行動を見つけ出しましょう。

浮気相手との関係を完全に断ち切る

関係を再構築するにあたって、まだ浮気相手との関係があっては意味がありません。環境を変えたり、誓約書を書いたりして、浮気相手との関係を完全に断ち切りましょう

再構築するには、「束縛がきつい」「信頼してくれない」などといった相手の言葉を聞いている暇はありません。浮気されても再構築したいのであれば、むしろ浮気した側が関係を断ち切りますというべきです。

もしも浮気した側が浮気相手との関係を断ち切るのに抵抗があったり、すぐに以前のような関係に戻れることを期待していたりするのならば、むしろ再構築は難しいでしょう。まずは浮気相手との関係を完全に断ち切りましょう。

まとめ

浮気から夫婦関係を再構築するのは、簡単な話ではありません。一度裏切られた側からすれば、相手が出かけたり、連絡がなくなったりすれば、それだけで不安になるものです。

それでも再構築をしたいのであれば、徹底的に話し合いをして、浮気の話を蒸し返さない夜にしなければなりません。だからといって、浮気した側も「過去のことだから口に出さないで」というのはNGです。

夫婦関係は二人で作っていくもの、だからこそ浮気されたとしても、再構築のための努力が必須です。相手が悪いから、自分は悪くないのではなく、再構築に向けての努力をしていきましょう。