GPSのイメージ画像

配偶者の動向が怪しく、自分で浮気調査をしようと思ったとき、超小型のGPSで配偶者の行動を把握しようと考える方も多いでしょう

探偵に浮気調査を依頼すれば、数十万円の高額な費用がかかってしまいますからね… ただし、いくら超小型といえ、GPSの存在がバレたり、設置方法によっては違法行為になったりする危険性があります。

こちらの記事では、小型GPSの設置に付いて、主に以下の3点をご紹介します。

  1. GPSの設置がバレてしまう可能性や危険性
  2. GPSを設置するときの違法性と注意点
  3. おすすめの超小型GPS・おすすめGPSアプリ

確かに小型GPSは、自分で浮気調査を始める第一歩としては有効な武器です。しかし、使い方を間違うと違法行為にもなり得ますので、正しい知識を持ってより効果的にGPSを使うためのヒントにしてみてください。

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超小型GPSや浮気調査アプリはバレない?

まず、超小型GPSや浮気調査アプリはバレずに浮気調査をすることができるのでしょうか?

GPSがバレてしまえば警戒されてそれ以上の証拠収集が困難になります。自分で浮気調査をする以上、絶対にバレないことと違法行為に手を出さないように注意してください。

カバンや財布に仕込むとバレやすい

超小型GPSの大きさは、大体「縦横50mm×高さ15mm、重さ50g」くらいの手のひらサイズです。身近にあるモノだと、ワイヤレスイヤホンのケースくらいの大きさです。

これがカバンの中に入っていれば、ターゲットにもすぐに気づかれてしまいます。財布であれば、なおさらバレないということはないでしょう…

よって、GPSをカバンや財布に入れることは避けておきたいので、他にターゲットと共に行動する物に設置するようにしましょう。

超小型GPSは車であればバレにくい

カバンや財布ではGPSの存在に気付かれる可能性が高いですが、車のダッシュボードや座席下などのあまり目につかない場所であれば、GPSの存在もバレにくいでしょう。

あなたも一緒に乗ることがある車であれば、見つかっても「私の忘れ物だった」と、GPS以外の物だと誤魔化せるかもしれません。

ただし、車で移動しないターゲットも多いでしょうから、その場合は浮気調査アプリなどによって位置情報を特定しなくてはなりません。

浮気調査アプリは浮気予防に使う方がよい

後の方で、浮気調査にも使えるスマホアプリをご紹介します。ただし、これらのアプリはそもそも相手に位置情報を共有する許可をしてもらう必要があります。勝手にアプリをインストールしても、後からバレてしまう可能性は高いです。

また、相手のスマホに無断でアプリをインストールすれば、その行為が「不正指令電磁的記録供用罪」や「不正アクセス禁止法違反罪」などの違法行為になるおそれがあります。

あくまでも浮気が疑わしくなる前段階でインストールし合い、お互いに位置情報を共有しておくことで浮気予防に役立つものだと考えておいた方が良いでしょう。

すでに浮気が疑わしい状態で「位置情報共有しようよ」と提案しても、拒否されたり、警戒されてしまったりする可能性が考えられます。

超小型GPSやアプリで浮気調査する際の注意点

GPSやアプリを使って浮気調査をする際に、具体的にどのようなリスクがあるのか説明します。

GPSやアプリを勝手に仕込むのは違法性が高い

GPSを設置する際には、当然相手に気づかれないようにこっそり仕掛けますが、勝手に仕込むことで違法行為に手を出してしまう可能性もあり得ます。

位置情報アプリで浮気調査する際も、無断でスマホのロックを解除してアプリをインストールする行為は「不正指令電磁的記録供用罪」や「不正アクセス禁止法違反罪」に該当してしまう可能性があります。

法律 違法行為の例 罰則
不正アクセス禁止法違反 アカウントへの無断アクセス 3年以下の懲役 または100万円以下の罰金
不正指令電磁的記録供用罪 位置情報アプリの無断インストール 3年以下の懲役 または50万円以下の罰金

無断で設置するのではなく、許可を得てからお互いの行動を監視・浮気防止をする目的で使った方が無難でしょう。

バレて証拠を隠滅される

上でもお伝えしたように、超小型GPSでも、ある程度の大きさはありますし、ターゲットにバレてしまう可能性も否定できません。

GPSに限ったことではありませんが、自分だけで浮気調査をするのはバレてしまうリスクが非常に大きいです。自分で調査をする場合は、かなり慎重に、無理のない範囲内で行うようにしておきましょう。

浮気している人が「浮気に勘付かれている」と気付いた場合、それで浮気を止めてくれればまだいいのですが、より警戒しながら浮気を続けて証拠集めが余計に難しくなる可能性があります。

浮気をしてなかった時のリスク

GPSを使って調べた結果、浮気ではなく、単に友達と会っていただけ、趣味をしていただけ、というケースもあるでしょう。

浮気をしてなかった事がわかり、安心感が得られたのであれば良かったかもしれませんが、浮気調査をされた方は気分の良いものではありません。浮気を疑ったことで、夫婦関係が悪化してしまうリスクもあります。

調査が最後までバレずに終われば、自分の中だけで完結しますが、途中で調査がバレてしまった場合は、パートナーから反感を買うこともあり得ます。

浮気調査でおすすめの超小型GPS

こちらの項目では、実際に浮気調査に使えるGPS端末をご紹介します。上でもお伝えしましたが、自分だけで証拠集めを全部しようとするのは難しいです。

あくまでも「いつ・どこに行っているか」が分かる程度の補助的な使い方をしてみてください。浮気調査に使うGPSを選ぶポイントとしは、次の点に注目してみましょう。

浮気調査に使うGPSを選ぶポイント
料金 レンタルと購入両方あり。約1〜2万円が相場
サイズ 平均:縦50mm×横50mm×高さ15mm/重さ50g
※さらに小さい超小型もあるが精度やバッテリーなどの性能が劣る
設置場所 基本は車。超小型はカバンや自転車等も可能
バッテリー 数日〜30日。調査中にバッテリーが切れないように注意
精度 ・自動追従型:高性能。実際に通った場所が記録される
・位置検索型:精度が低い。時間ごとに訪れた場所が点で表示

GPSネクスト

GPSネクスト引用:GPS nextレンタルショップ

サイズ 縦49mm×横76mm×高さ23mm/重さ95g
設置場所 車に設置
GPSタイプ 自動追跡型
料金(レンタル) ・ 1日1,148円〜3,960円
・ 1週間21,800円
・ 30日38,700円
・ 60日68,900円

GPSネクストは、手のひらサイズの小型GPSです。そこそこの大きさがあるため、カバン等には入れられませんが、車への設置は十分バレずに可能でしょう。

利用する際はレンタルが主流で、1日2,000〜3000円程度、1〜2週間レンタルする方が多いようです(その場合、合計2〜4万円)。

自動追従型で精度が非常に高く、どこに立ち寄ったのかが分かりやすく、リアルタイム追従も可能です。 バッテリー持ちも良いので、レンタル期間中に数週間設置したままでも電源切れにを心配する必要もなさそうです。

トラッキモ

トラッキモ引用:trackimo

サイズ 縦47mmx横40mmx高さ17mm/重さ42g
設置場所 車に設置
GPSタイプ 位置検索型
料金(購入) 16,000円

トラッキモは、購入できるタイプの手のひらサイズの小型GPSです。AMAZON等から購入が可能で、種類にもよりますが価格は16,000円前後。

GPSの精度は上のGPSネクストに劣りますが、ホテルのように何十分程度滞在する場所の記録はきちんと残してくれます。もし浮気調査以外にもGPSを使う機会があるようでしたら、購入できるトラッキモも検討してみましょう。

TYPE-mini

Type-mini引用:世界最小GPSのType-mini

サイズ 縦35mm×横40mm×高さ11mm/重さ25g
設置場所 カバン・自転車・車に設置
GPSタイプ 位置検索型
料金(レンタル) ・ 1日730円〜4,600円
・ 1週間16,200円
・ 30日27,000円
・ 60日43,800円

TYPE-miniは、ご紹介するGPSの中で一番小さい超小型GPSです。カバンの普段使わないポケットの中などであれば、違和感なく入れることができますので、車以外にも設置できる可能性も高まります。

TYPE-miniもレンタルが主になり、1日1000〜2000円程度、1〜2週間レンタルで2〜3万円ほどの価格です。超小型なのは頼もしいのですが、その分精度は下がり、移動し続けるターゲットの追従が途絶えていたり、バッテリー持ちが良くなかったりします。

浮気調査でおすすめのGPSアプリ

わざわざGPSの機材を設置しなくても、ターゲットが常に持ち歩いているものがありますね。そう、スマートフォンです。

スマホが登場してからというもの、位置情報を共有するアプリは複数リリースされており、使い方によってはいつどこにいるのかを把握することができ、浮気調査に使うことも可能になります。

ただし、浮気調査というより、盗難防止や子ども・お年寄りの見守りが主な目的ですので、相手の端末にアプリをインストールするのが大きなハードルとなります。

また、海外製のアプリが多く、日本語での説明・サポートが不十分で、操作性に難がある点もデメリットとして挙げられます。

Track View(iPhone / Android)

TrackViewは、家族の位置情報共有やビデオ監視のために、複数のスマホ端末での位置情報や映像などが共有できるアプリです。片方のスマホで撮影している映像を遠隔でリアルタイムに観覧することができる機能は非常に優秀で、ベビーモニターの代用品としても使われています。

ただし、あくまでも家族の見守りが主な目的であることには違いありません。ターゲットの位置情報を把握するためには、相手のスマホにもTrackViewをインストールする必要があり、理由をつけてインストールしてもらう事が第一の関門と言えるでしょう。

Life360(iPhone / Android)

Life360も登録した人の居場所を把握できる、GPS機能が付いた位置情報共有アプリです。Life360も他と同様に、位置情報を共有する相手のスマホにインストールして共有することの許可を取っておく必要があります。

よって、自分だけでアプリをインストールして利用することは難しいことには変わりありません。 海外製品には変わりありませんが、上記のTrack Viewよりも日本語サポートが充実しており、使いやすいアプリです。

ケルベロス(Android)

ケルベロスは、盗難防止が主な目的として作られたアプリですが、端末の位置情報を他の端末から調べることもできますので、浮気調査に使えないこともありません。ただし、Androidのみにしか対応していない点はご了承ください。

また、無料で利用できる期間は最初の1週間のみで、以降は課金しないと使えない部分も注意が必要です。ターゲットが浮気しそうな日がわかっていれば、その日の前後だけ使えば良いでしょうが、日本語サポートも不十分で少し使いづらいことが現状です。

以前は「浮気調査に使える」という評判も見られましたが、同様のアプリがどんどん出てきたことや、そもそもiPhone等の端末にデフォルトで位置情報共有サービスが入っていることもあり、近年ではそこまで必要性を感じられないアプリになっています。

まとめ

浮気調査と聞けば、GPSを思いつく方も多いと思います。しかし、本記事全体を通して伝えたいことは、GPSを使っての浮気調査はリスクが高く、あまりおすすめはできません。理由として次の内容が挙げられます。

①バレる可能性がある

超小型と言っても、そこそこの大きさがあります。見知らぬ物がカバン等に入っていれば不審に思われることは安易に想像できるでしょう。位置情報共有アプリも同様です。

②違法行為になる可能性もある

勝手にGPSを設置したり、アプリをインストールしたりすることで違法行為を行なってしまう可能性があります。バレてしまえば余計な揉め事にもなり得ますし、違法に集めた証拠は裁判で使われないことも起こり得ます。

③相手に許可を得て使うことが前提

GPSを勝手に設置・インストールすることはあまり推奨できないため、基本的には相手の許可を得て利用します。しかし、そうなると浮気調査には使えませんね。

位置情報共有アプリもほとんどが家族の見守りや盗難防止が目的です。浮気調査に特化して作られたものではないため、許可なく利用とすること自体が難しいのです。

GPSや位置情報共有アプリは、あくまでも補助的なもので、しっかりと浮気の有無や証拠を確保したいのであれば、やはり探偵に依頼することが一番です。

相談は無料でできることも多いですから、無理に自分だけで浮気調査しようとして失敗する前に、一度相談してみてはいかがでしょうか?