浮気の制裁方法

あなたは恋人や配偶者の浮気を許せますか。たった1回であっても過ちは過ち、許せない、と感じる人は多いものです。

信頼関係が崩れてしまう浮気は、関係を修復しようとしても疑念を拭えなくなり、破局に至るケースも少なくありません。しかし、夫婦や恋人の中には浮気を容認している珍しいケースもあります。

そこで、この記事では「浮気を許せない」と感じた場合の対処法や制裁方法について解説します。現在浮気に悩んでいる方も、今は許せているけど今後はどうなるかわからない、と考えている方もぜひお読みください。

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浮気を許せず離婚する人の割合

浮気をどこまで許すのか」は男女関係の永遠のテーマでしょう。たった1回の行為が許せない、と感じる人もいれば、愛人の存在を容認している妻もいます。

では、浮気が発覚しどうしても許せず「離婚」に至る人は、どのぐらいの割合で存在しているのでしょうか。早稲田大学の教授が執筆したコラムによると、浮気から離婚へ向かう夫婦の割合は以下のように考えられています。

司法統計の離婚申立件数から離婚の発覚率をもとに推計したところ、夫の不倫を知った妻は10人中3人が、一方、妻の不倫を知った夫は、10人中8人が離婚に向かうという数字が浮かび上がった。

引用元:7割が不倫者なのに許さないのはおかしい | PRESIDENT Online

浮気に対しての怒りは女性の方が強く表明するイメージがありますが、このように実際の離婚の統計を分析すると、男性の方が妻の浮気は許容できないとわかります。一方で女性は、夫婦関係の再構築を目指すことが多いのです。

女の浮気が許せない理由

では、なぜ女性の浮気を男性は許せないのでしょうか。有名な女性誌「anan」のWEBマガジンでは、女性の浮気が許せない理由について以下のように書かれています。

1. 女の浮気=ガチ説
2.プライドがズタズタ
3.安心して結婚できない

引用元:っていうかガチだよね? 男が女性の浮気を絶対に許せない理由3選 | anan総研

おおむねこのような理由が当てはまるのではないでしょうか。

男性の浮気は「遊び」と言われる事もありますが、「女性の浮気は本気」というイメージを持つ男性は多いです

また、「妻(彼女)を他の男に取られた」というように感じて、男性のプライドが傷つき、怒りのような感情から別れを決意することもあるでしょう。

女性側に浮気が発覚した場合、関係を再構築していくことは、男性側が浮気したケースよりも難しくなるでしょう。

恋人の浮気が許せず別れる人は約半数

恋人関係において「浮気が許せないから別れる」と考える人は一体どの程度いるのでしょうか。

株式会社ネクストレベルが実施したアンケートを引用すると、「恋人が浮気したら別れるか?」という質問には、約50%の方が「別れる」と回答しています。また、男女の回答数はほぼ同じになっています。

恋人の浮気を許せる?「別れる」と回答した割合
性別 回答率
男性 55.4%
女性 55.9%

【参照】恋人のいる20代男女へ意識調査!男女で違う「コレをやったら浮気確定」のラインはどこ?|PR TIMES

つまり、男女の過半数以上が、恋人の浮気は許せないのです。ちなみに、恋人関係における浮気の定義は、夫婦における不貞行為とは異なり、民法上の定義はありません。

しかし、ほとんどのカップルは「恋人が別の人と肉体関係やキスをしたら浮気」と考えています。女性の場合、彼氏が他の異性と手をつないだ時点で浮気、と考える傾向があります。

浮気を許せない心理

芸能人や有名人の浮気は格好のゴシップであり、連日メディアを賑わせるネタになっていますが、実際に自身の大切なパートナーに浮気をされたらどう思うでしょうか。

裏切りによる悲しみや怒り

浮気をされた方の多くは、悲しみや怒りといった感情に悩まされます。「あんなに楽しかった出来事も嘘だったの?」という心理に陥り、パートナーを信頼できなくなってしまうのです。

嘘を重ねていた事実に嫌悪を感じてしまう人も多く、どうしても許せなくなります。また、自分以外の異性を大切にしていた事実に、ショックを受けてしまうことも。やり場のない思いは深い悲しみへと変化してしまうのです。

浮気を繰り返す不安

浮気は性欲の処理のため、とも言われています。ということは、1度の浮気を許したとしても性欲が高まったらまた繰り返すのではないか、と疑わざるを得ません。

浮気をする方の中には1人の相手ではなく、トークアプリなどを活用して不特定多数の人と関係を持っているケースも。

発覚した浮気は氷山の一角に過ぎない可能性もあり、不安な気持ちに陥ります。浮気さえしなかったらこんな思いをしなくてよかったのに…と許せなくなってしまうのです。

浮気相手に対しての怒り

浮気相手は意外と身近な人物の場合があります。会社の同僚や部下、取引先の相手等のケースが多く、場合によっては配偶者の顔さえ知っていることも。友人・知人と浮気をしているケースもあります。

怒りの矛先は常に浮気をした配偶者にだけ、向けられるものではありません。時には浮気相手に向けられることもあるのです。

「この人との浮気じゃなかったら許せたのに…」と怒りをあらわにする方も少なくありません。実際に夫婦関係は再構築しても浮気相手だけは許せず、慰謝料請求に発展するケースは多いのです。

浮気の制裁方法まとめ

「やっぱり浮気は許せない!」こんな時には浮気の制裁を検討しましょう。ここからは浮気の制裁方法をまとめて解説します。

離婚をする

愛を誓って結婚したのに、浮気をされてしまったらやっぱり許せないですよね。制裁方法の1つ目は「離婚」です。肉体関係をともなう浮気は「不貞行為」であり、離婚事由に該当します。なお、浮気をした側から離婚を求めることはできません。

大切な家族の絆を踏みにじる行為として、不貞行為は離婚をしてもいい理由に該当する、と民法が定めています。但し、離婚は慎重に検討すべき手続きです。

親権や養育費、財産分与などたくさんの決め事を1つずつ解決する必要があります。勢いで離婚をしてしまうと不利になる可能性があるので注意しましょう。

【関連】既婚者の浮気率は約2割?既婚男性と女性の浮気率や理由の違い

損害賠償として慰謝料を請求する

浮気は不法行為に該当することをご存じでしょうか。

不法行為(ふほうこうい)とは、ある者が他人の権利ないし利益を違法に侵害する行為。また、その場合に加害者に対して被害者の損害を賠償すべき債務を負わせる法制度である。

引用元:不法行為 - Wikipedia

配偶者にはきっちりお金で償いをしてもらいましょう。離婚時には同時に慰謝料を請求することができます

なお、当事者間で協議をしても慰謝料請求が上手く進まない場合には、弁護士に依頼をすることで交渉を本格化できます。

念書を書かせる

離婚はせず、慰謝料請求もしない場合でも、浮気に関しては念書を書かせることがおすすめです。ここでもう1度触れておきましょう。離婚は不貞行為を「した側」から求めることはできません。

つまり、浮気相手と再婚したい、交際を続けたい相手には「離婚をしない」ことも制裁方法なのです。念書を書かせて浮気を清算させ、配偶者と浮気相手を同時に制裁しましょう。

念書には慰謝料に関する内容や、再発時のペナルティなど、色んな内容を加味することができます。もしも再発した場合には離婚をすること、家事や育児に努めることなども書かせることができます。

念書を書かせることで夫婦関係が改善し、再出発するケースも少なくありません。配偶者や浮気相手に署名・捺印もさせることで効力のある念書になります。但し、念書を作る場合には以下の注意点もあります。

脅迫行為は厳禁!過剰な請求は別のトラブルに

浮気は許せない行為ですが、慰謝料請求を行う場合には「相場」もあります。例えば、浮気(不貞行為)で離婚はせず、浮気相手にのみ慰謝料を求める場合には、どれだけ高額に見積もっても300万前後が相場の上限と言えます。

1億円支払え、などあまりにも過剰な請求を行った場合、浮気相手も弁護士をつけて交渉を拒否してくる可能性があります。また、署名を求めるために職場や家に押し掛ける行為は、脅迫行為と捉えられ通報される可能性もあります。

土下座を要求する、会社を辞めるように脅迫する行為も厳禁です。念書の作成や交渉に関して、不安な場合には弁護士に相談をすることがおすすめです。怒りに任せてSNSで相手を晒すような行為も厳禁です、慎重に行動をしましょう。

浮気相手を訴える

浮気相手に制裁を加える場合には、「慰謝料を求めて訴える」ことも方法の1つです。内容証明を送ったり、慰謝料請求の交渉をしても反応が無い場合には、思いきって裁判所に問題の解決を持ち込みましょう。

訴訟は浮気相手に与えるダメージが大きく、数ある制裁方法の中でも上位の手段に該当します。裁判所を介しているため慰謝料の支払いに応じて示談を求める浮気相手も多いでしょう。もしも裁判後に慰謝料請求が滞ったら強制執行(給与の差し押さえなど)も可能になります。

まとめ

今回の記事では「浮気を許せない」と感じた場合の対処法や制裁方法について、詳しく解説を行いました。浮気の発覚後は、今後夫婦関係をどうするのか、浮気をされた側の方が決められます。

夫婦関係を再構築しても、「この人は浮気をした奴だ」と許せない場合には、離婚を決断することもできます。嫌な出来事が何度もフラッシュバックしてしまうぐらいなら、思いきって離婚することも選択肢の1つでしょう。

しかし、子どもにとってはパパであり経済的に支えてくれているのであれば、夫婦として再出発を目指すことも有意義な選択です。また、慰謝料請求という形で、浮気相手に制裁を加えることもできます。

今回解説のとおり、対処法や制裁方法には色んなパターンがあります。ぜひ慎重に検討の上で、ご自身が前を向き幸せになるような方法を選択しましょう。