この記事の要約
- 浮気の平均的な期間は1年未満
- 長期間の浮気は本気度が高い
- 浮気相手に本気だと離婚を切り出される可能性もある
夫や妻の浮気に気付いたものの、別れなかった方の多くは「まだ同じ人と続いているのでは…?」と交際の継続を疑って深く傷付いています。また、夫や妻の浮気を知った方が、浮気相手との交際歴の長さに驚き、ショックを受けることもあります。
では、長期間にわたる浮気は、本気度が高いのでしょうか。長期間同じ相手と交際していたら、たとえ自身が本命の立場であっても苦しいですよね。この記事では、浮気の期間や本気度について詳しく解説します。ぜひご参考にお読みください。
浮気相手に本気になると、夫婦関係を修復するのが難しくなる可能性があります。浮気を早く辞めさせたい方は、言い逃れできない浮気の証拠を確保してください。街角相談所では、浮気調査の費用が最大40%オフになりますので、ぜひ一度無料診断をご利用ください。
長期間の浮気は本気度が高い
大切なパートナー以外とデートや肉体関係を重ねる浮気は、1回だけでもサレた側は傷付くものです。その上、長期間にわたって同一の相手と交際していた、となると相当なショックですよね。
では、長期間の浮気は本気度が高いものでしょうか。結論から言うと、短期間で終わってしまう交際よりも本気度は高いと言えるでしょう。最初は遊びのつもりだったけど、時間が経つにつれて浮気相手を本気で好きになってしまった、ということも珍しくありません。
しかし、双方が既婚である場合には「本気にならない、都合の良い関係」のため継続している、というケースも。
浮気の平均期間は1年未満で終わることが多い
株式会社カケコムが実施したアンケートによると、浮気の継続期間は「1~3年」と回答した方が24%と最も多い結果でした。
期間 | 回答率 |
---|---|
1ヶ月未満 | 10% |
1~3ヵ月 | 7% |
3~6ヵ月 | 23% |
6ヵ月~1年 | 23% |
1~3年 | 24% |
3年以上 | 13% |
次点の結果が「3ヶ月~半年」と「半年~1年」であることを踏まえると、一般的な浮気の継続期間は約1年未満程度です。3年以上継続している方は全体の13%程度に過ぎず、ライトな浮気が多いと考えられます。
浮気が長期化してしまうケース
浮気が長期化してしまう理由について2つご紹介します。
1.お互い本気ではなく距離感を維持している
双方が本気ではないため、メールやLINE、電話も頻度が少なく浮気がバレにくいパターンです。深入りしないように距離感がある関係は居心地も良く、長期間の交際に発展することがあります。
会いたい時だけ逢瀬を重ねるような関係が出来上がってしまうのです。本気ではないからこそ、腐れ縁のように続くパターンです。
2.社内不倫で会う機会が多く関係がバレにくい
会社や取引先など、仕事の関係者と浮気に発展する方は多く、顔を合わせる機会が多いため関係が維持しやすいことも挙げられます。
不自然な密会になりにくく、仕事と称して2人きりになれるのでお手頃な浮気として負担感が少ないのです。
浮気が短期間で終わるケース
長期間の継続に至らない理由には、以下の2つが考えられます。
1.周囲にバレやすい・バレた
会社の同僚など近しい関係で浮気を継続していると、なんとなく二人の関係を察する人が出てきます。怪しまれたり目撃されたり、言葉のニュアンスで勘付く人がいるのです。
交際が長いと周囲にバレやすくなったり、知人からの報告で実際に浮気がバレてしまうことも。そうなる前に別れを決断する方が多くなっています。
2.先の無い恋は自然消滅しやすい
最初は燃えるような恋に酔いしれても、浮気の恋を成就させる場合は離婚する必要があります。慰謝料や親権、養育費など、生々しい問題を解決する必要があるのです。
すると、次第に疲れるようになり恋も盛り下がります。先の無い恋は自然消滅になることが多いのです。
本気の浮気をしている人の特徴や行動
長期間の浮気は本気度が高い傾向があるものの、そうではない方もいます。では、本気の浮気をしている場合には、どんな特徴があり、どういった行動をするでしょうか。
ただのデートをするようになった
浮気の多くは「肉体関係」に留まっています。ホテルでの逢瀬を繰り返すか、時々温泉旅行に行く程度です。
しかし、一緒にいて楽しい、幸せと感じるようになると肉体関係だけではなく、デートをするようになります。食事や映画鑑賞など、普通のカップルのように過ごし始めたら要注意です。
家族よりも浮気相手を優先する
家族よりも浮気相手との約束を優先するようになると、本気の恋の可能性があります。
家族との旅行や思い出、記念日にもかかわらず、コソコソと出かけるようになったら浮気相手との時間を最優先にしている可能性があるでしょう。
浮気相手に使うお金が増えた
本来ただの肉体関係なら、割り切った交際に過ぎなかったはずです。
ところが浮気相手にプレゼントを贈ったり、旅行を頻繁に行くようになったりすると、本気の浮気に発展してしまうこともあります。
一緒に過ごす時間が増えると、比例するように大切な夫婦のお金を浮気相手のために消費するのです。
長期間の浮気を放置するリスク
本来なら1年未満程度で終わることが多い浮気ですが、長期化した場合にはどのようなリスクがあるでしょうか。また、配偶者の長期間の浮気を見て見ぬふりをし、放置してしまったらどんな問題が起こるでしょうか。
夫婦関係の修復が難しくなる
夫婦とはいえ、元々は赤の他人です。信頼関係が崩れてしまうような浮気を長期間続けていると、浮気をやめたとしても信じられなくなり夫婦関係の修復は難しくなってしまうでしょう。
浮気解消後に夫婦関係を再構築しようとしても断念し、離婚に至る夫婦も多いのです。
浮気相手が妊娠する
浮気が長期化すると相手女性が妊娠してしまう可能性もあります。浮気相手の女性側も結婚願望が強くなり、強硬手段に出ることも。
別居してしまうと再構築は難しくなり、相手女性との結婚のために離婚に至ることがあります。
浮気相手に本気になり離婚を求められる
夫婦関係がぎくしゃくしている時に、浮気相手に優しくされてしまったら心が揺れることがあります。長期間交際をしていると、心の拠り所として浮気相手の存在が大きくなります。
また、セックスレスが長期化している場合、浮気相手とのセックスに癒しを感じてしまうことも。夫婦の時間と浮気相手との時間を天秤にかけるようになり、ストレスの少ない浮気相手のところに行く、と決断してしまうのです。
旦那が浮気相手と別れない時の対処法
浮気を突き止め、別れるように旦那に迫っても、浮気相手となかなか切れた様子が無い場合には、一体どのように対処すべきでしょうか。
明確な証拠を確保する
旦那が浮気をなかなかやめない場合には、まずは「証拠」を掴むことから始めましょう。では、どうして浮気の証拠は必要なのでしょうか。証拠があるメリットは以下の2つです。
1.離婚時に有利に交渉を進めることができる
不貞行為(肉体関係をともなう浮気のこと)は離婚事由に該当し、調停や裁判でも浮気をされた側の方が有利な条件で離婚できる可能性が高くなります。
しかし、浮気の証拠をきちんと用意しておく必要があります。メールやLINEの履歴、音声や情事を伺わせる宿泊施設の出入りの写真、レシートなどを集めておきましょう。
証拠集めが難航する場合は、費用はかかるものの、プロの探偵に依頼をすることもおすすめです。
2.相手の女性に慰謝料請求ができる
配偶者のいることを知っておきながら浮気をしていた場合、相手女性にも慰謝料請求をすることができます。
相場としては数十万から100万程度内の慰謝料で収まることが多いですが、離婚をする場合にはさらに高額の慰謝料請求ができることも。浮気の証拠は慰謝料請求にも必要なので、確保しておくことがおすすめです。
誓約書を書いてもらう
浮気を知った場合も夫婦関係の再構築を目指す方は多いです。しかし、本当に浮気相手と別れたかどうかわからない場合には、「誓約書」の作成がおすすめです。口約束よりも確実に効果があります。
誓約書に記載する内容としては、再び浮気をした場合は離婚する旨、慰謝料を支払うことなどを記載します。また、効力のある誓約書を作ることで、浮気の再発防止の効果があります。
また、離婚をする際にはこの書面を証拠として生かすことも可能です。誓約書はネット上に色んな種類のテンプレートが公開されているので、参考にされてみてはいかがでしょうか。
まとめ
この記事では浮気の長期間の交際について、本気度や別れない時の対処法を中心に詳しく解説しました。もしも今、大切なパートナーの浮気に悩んでいるなら、一人で悩みを抱え込む必要はありません。
浮気に関しては証拠集めなら探偵業、離婚相談なら弁護士、誓約書の公的な書面化なら行政書士…と専門家に相談をしてみることがおすすめです。再び前を向くためにも、解決を目指しましょう。