浮気を辞めさせたい夫婦のイメージ画像

配偶者に浮気の疑いが出てきた場合、なんとしても浮気を突き止めて辞めさせたいところですよね。

ただ、配偶者も「バレない」「言い訳できる」などと思って浮気をしていることも多いため、準備不足のままに「浮気を辞めて!」と伝えても、簡単には応じてくれないことも考えられます。

こちらの記事では、配偶者の浮気を辞めさせる5つの方法と、浮気を辞めさせるにあたって気を付けることをご紹介します。

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旦那や妻の浮気を辞めさせる5つの方法

まず、配偶者の浮気を辞めさせる方法を5つご紹介します。先に方法だけご紹介すると、次の5つの方法があります。

  1. 自分の気持ちを正直に伝える
  2. 家族や友人から伝えてもらう
  3. 浮気相手に警告文を送る
  4. 誓約書を書いてもらう
  5. 浮気相手に慰謝料請求する

自分の気持ちを正直に伝える

浮気を辞めさせるシンプルな方法として、あなたが「浮気をして欲しくない」という気持ちを直接伝える方法も効果があります

浮気している人の中には、罪悪感を抱えながら浮気を続けている人も珍しくありません。

配偶者から直接「浮気が嫌だ」という気持ちを伝えられれば、改めて悪いことをしてると気付き、気持ちを入れ替えてきっぱり辞めてくれる人もいます。

また、「バレていないかも」と思っていた相手も、直接言われたら「気づいていたんだ」と浮気することを諦める人も多いでしょう。

ただし、注意点があり、人によっては簡単に浮気を認めずに抵抗にあう可能性があります。

より慎重に辞めさせたい方は、次の後述する部分にも気を付けて今伝えるべきかどうか判断してみてください。

  1. 反論にあわないための証拠を確保しておく
  2. 決めた内容後から覆されないために誓約書として形に残しておく

家族や友人から伝えてもらう

夫婦内だけの話し合いだと、感情的になったり、話がまとまらないことも多いです。

第三者に伝えてもらうことで、相手も世間体を気にして、浮気を辞めさせる効果も高くなります。

ただし、浮気は非常にデリケートな問題でもあるため、お願いする相手は家族や親友などの親密な関係の人物に限定しましょう

また、配偶者が知らない人に代理を頼んでも「あの人誰?」と、結局あなたの元に話が戻ってきてしまうため、共通の知り合いに限定することをおすすめします。

浮気相手に警告文を送る

浮気を辞めさせるためには、配偶者に伝えるだけでなく、浮気相手に伝えることも効果的です。

ただし、浮気相手の情報を知るために、先に配偶者から相手の情報を聞き出して連絡先等を教えてもらうことが前提になるでしょう。

直接口頭で「もう会わないでください」などと伝える方法もありますが、感情的になりがちなので、警告文」によって金輪際会わないように約束させることが有効です。

浮気相手に警告を出す場合には、次の点にも気をつけてください。

≪警告する場合の注意点≫

  • 感情的になって暴力・暴言・脅迫等はしない
  • 職場に知らせるなど、周囲に浮気を知られる方法は名誉毀損になり得る
  • 仕事を辞めさせる・引越しさせるなどの強制力はなく、行き過ぎると強要罪になる
  • 慰謝料請求をする場合には、同時に慰謝料請求の準備(証拠集めなど)をする

誓約書を書いてもらう

口約束でも浮気を辞めてくれる人もいますが、時間が経つと反省の意識が薄れて、浮気が再発してしまう恐れもあります。

誓約書は、今回の浮気した事実を認めさせ、その上で「今後浮気相手と会わない」「次に浮気をした場合には慰謝料請求をする」などの約束事をまとめた書類になります。

万が一浮気を繰り返した際には、この誓約書を証拠として慰謝料請求できるようになりますので、しっかり作成しておくこともおすすめします。

相手も少し調べれば、誓約書の効力の高さに気付くでしょうから、浮気を抑止する効果も非常に高いです。

浮気相手に慰謝料請求する

浮気を辞めるのは当然のことで、それでも許せない気持ちが残っている方も多いでしょう。

浮気された事実を証明できれば、慰謝料請求も十分に可能ですので、検討する段階に入ってください。

状況にもよりますが、浮気の慰謝料請求では「50万〜300万円」程度の金額が認められることが多いです。

ただし、浮気の慰謝料請求を認めてもらうためには、浮気(不貞行為)の証拠が用意できていることが前提です。

証拠不十分だと、相手からも拒否されやすくなりますし、万が一裁判になった際にも認められにくくなります。詳しくは次の記事も参考にされてください。

浮気を辞めさせるうえで大事なこと

上記のような方法で浮気を辞めさせることができますが、浮気の話を出す前に、次の点にも気をつけておいてください。

  1. 言い逃れできない証拠を用意する
  2. 感情的になって追い詰めない
  3. 浮気の原因をお互いで話し合う
  4. 必要であればカウンセリングを受ける

言い逃れできない証拠を用意する

上でも触れましたが、配偶者や浮気相手に浮気の話を持ち出す前には、証拠を揃えておくことが重要です。

証拠がなければ相手から言い逃れをされてしまう隙を作ってしまいます。

また、時間が経てば「前回も証拠まで見つけられなかった」と再び浮気を再開される可能性が高いでしょう。

このように、浮気の話を持ち出す前には、言い逃れができない証拠を準備しておくことが大事です。

主な証拠の内容としては次のものが挙げられます。

≪浮気の証拠として強力なもの≫

  • 肉体関係があったと分かるようなメールやメッセージ
  • 肉体関係があったと分かるような写真や映像
  • ラブホテルに出入りする写真
  • 探偵の報告書

≪他の証拠と組み合わせることで証拠にできるもの≫

  • 浮気相手とのメールやメッセージ等
  • 浮気相手とのツーショットや親密な写真
  • ホテルや避妊具等の領収書

感情的になって追い詰めない

浮気されたことに対してカッとなって、理性を失ったり仕返ししてやろうと考えたりする人も少なくないでしょう

しかし、浮気が理由であっても、あなたが違法行為を行なってしまえば、あなたに罪が生じてしまいます。

浮気を辞めさせる話をするときに起こしやすい犯罪行為には、次のような行為があります。

  • カッとなって暴言・暴力を振るう
  • 「浮気を辞めないと〇〇する」などと脅迫をする
  • 会社や家族などにも知らせて名誉毀損になる
  • 仕事を辞めさせたり、引越しを強要をする

相手の出方次第では感情的にもなってしまいますが、常々冷静を心がけましょう。

どうしても感情的になりそうであれば、第三者を交えて話し合いをすることもおすすめです。

浮気の原因をお互いで話し合う

今回、なぜ浮気をしてしまったのかをハッキリさせておくことも大事です。

原因がハッキリしていないと、再び同じ理由で浮気が繰り返されてしまう場合もあります。

もちろん浮気をした人が悪いのですが、浮気された側にも原因があるケースもあります。

浮気の原因を取り除くことで、浮気の再発を防ぐこともできるでしょう。

≪よくある浮気の原因≫

  • 夫婦仲が悪くなってきた
  • セックスレスやマンネリに陥った
  • 配偶者がコミュニケーションを取ってくれずに寂しかった
  • 帰宅時間やお金の管理などを自由にさせ過ぎた
  • 休日はバラバラで過ごしていた
  • 配偶者が美容・健康に気を使わずに異性として見られなくなった

必要であればカウンセリングを受ける

浮気の原因が分かったとしても、今までの習慣でなかなか改善できないケースも多くあります

例えば、コミュニケーション不足などは、最初は気を付けて一時的には良くなるでしょうが、しばらくすれば元に戻ってしまうことも多いです。

そこで、必要であれば夫婦カウンセリングを受けてみることをおすすめします。

夫婦カウンセリングでは、月に数回カウンセリングを受ける機会が設けられるため、その度に軌道修正していくことができ、夫婦の悪かった習慣を改善しやすくなります。

夫婦だけでの解決が難しいと考えた場合には、カウンセリングを受けることも検討しましょう。

浮気を辞めさせる効果的な言葉とは

浮気を辞めさせるには、効果的な言葉を添えて「浮気するな」と伝えることで、さらに辞めてくれやすくもなるでしょう。

こちらの項目では、浮気を辞めさせる効果的な言葉をご紹介します。

「浮気したら別れる」

浮気をしても何のペナルティもなければ、一時的には反省しても再び浮気に手を染めてしまう人が多いです。 

 「次に浮気をしたら別れる」と、直接ペナルティを持ち出せば、相手にも本気だと分かってもらえて浮気を辞めさせられる可能性も高くなるでしょう。

ただし、口約束だけだと本気と受け取られないこともありますし、後から「聞いていない」などと言われてしまうことも考えられます。

上でもお伝えしたように、誓約書によって「次に浮気をしたら、離婚をして慰謝料請求をする」などとしっかり記載しておくことを強くおすすめします

「こっちも浮気するから」

稀に、浮気したことを全く反省していない人もいます。

浮気されたらどれくらい辛いのか・悔しいのかを分からせるためにも、「次浮気するならこっちも浮気するから」と伝える方法もあります。

ただ、すでに夫婦仲が冷めている場合、さらに関係が悪化して離婚に至ってしまう可能性があります。

また、あなたも浮気をすることによって、慰謝料請求がしにくくなります

あなたの本心で、離婚まではしたくないと考えているのであれば、リスクもある発言なのでおすすめはできません。

「信じてるから」

ペナルティを与えるのではなく、相手を信頼することで浮気を辞めさせる方法もあります。

多くの人は浮気していることに罪悪感を抱いており、配偶者から「信じてるから」と直接言われることで、さらに罪悪感が刺激されて、それ以上浮気ができなくなる人もいます。

ただ、人によっては「大事にならなかったセーフ」などと、全く響かない人もいます。言葉を伝える際は、相手の性格や状況によってどの発言をするかを決めてください。

まとめ

浮気を辞めさせるためには、証拠を提示して誓約書を書いてもらうなど、形として残すことが一番おすすめです。

  1. 言い逃れできないように浮気の証拠を準備しておく
  2. 誓約書を書いて2度と浮気しないことを約束し、万が一浮気した場合のペナルティも決めておく

ここまですれば、相手にも本気度が伝わり、浮気を辞めてくれる可能性が非常に高くなるでしょう。

また、万が一次に浮気をされた際にも離婚や慰謝料がしやすくなります。

もう少し簡単な方法で浮気を辞めさせたいのであれば、次のいずれかの方法を試してみてください。

  • 効果的な言葉を使いながら直接伝える
  • 親しい人を介して辞めるように伝えてもらう
  • 誓約書を書かせる
  • 浮気相手に警告文を送る
  • 浮気相手に慰謝料請求をする

ただし、浮気を辞めさせたい場合には次のことには気をつけましょう。

  • なるべく証拠となるものを確保しておく
  • 感情的になって暴言や暴力などの犯罪行為をしない
  • 浮気の原因もはっきりさせておく
  • カウンセリングなども取り入れながら夫婦仲を改善していく

一度浮気された場合、人によっては浮気癖がついてしまい時間が経つと再び浮気をしてしまう人も少なくありません。

本記事を少しでも役に立てていただき、少しでも浮気を辞めさせられる可能性を高めていただければと思います。