大事な恋人がいるにも関わらず「不倫を辞められない」といったのは珍しい話ではありません。例えば、心は恋人で身体は別の人に惹かれているというのは、浮気している人ならば共感できるのではないでしょうか。
浮気は恋人をひどく傷つける行為であるため、しないに越したことはありません。それでも何度も繰り返してしまう人はいるものです。そこでこの記事では、不倫をやめられない男女の特徴や心理についてみていきましょう。浮気をされたことがある方は、参考にしてみてください。
不倫を辞められない、繰り返してしまう人の割合
アメリカの大学が男女約500人に対して行った調査では、約30%の方が浮気を経験しており、そのうち45%の人が浮気を繰り返した、というデータがあります。
実際、浮気を繰り返す確率はどれくらいなのだろうか。アメリカのデンバー大学が18~35歳の484人を5年間にわたって調査した結果によると、32%の人に浮気経験があり、そのうち45%の人が新しい恋人ができた際にまた浮気をしたことが判明したという。
つまり、浮気をした方の約半数が浮気を繰り返してしまうのです。浮気をしている方の中には、悪いことだとは感じていて、心の中では辞めたいと思いながら浮気を続けてしまう方も珍しくはありません。
浮気癖は簡単に治せるものではありません。上記のデータでもあるように、一度浮気をした人のほとんどが再び浮気をしているのです。浮気を辞めるには本人が辞めたいと思う意思が一番重要ですが、次に環境を大きく変えたり、付き合う人を変えたりすることが重要です。
浮気を辞められない男性の特徴
浮気を辞められない男性の特徴は、次の3つです。
- 浮気を悪いと思っていない
- 性欲が満たされていない
- ナルシストな性格
先述したとおり、浮気は自分がやめたいと思うことが重要です。周りのせいにしていたり、仕方がないからと開き直ったりしていても直ることはありません。いくら相手のことが好きだとしても、ここから紹介することに当てはまる場合は再び浮気される覚悟が必要です。
浮気を悪いと思っていない
そもそも浮気をやめないのは、浮気を心の底から悪いとは思っていないからです。相手が悲しんだりしたとしても、「長く付き合っていると新しい人にときめくのは仕方がない」「相手からだから自分は悪くはない」と考えています。
このような考えになるのはさまざまな原因がありますが、周りの環境や自分の親が大きく影響しています。いずれにしても浮気が悪いとは思っておらず、相手の気持ちよりも自分の気持ちを優先しているため、浮気を辞めることはありません。
性欲が満たされていない
浮気をする理由の1つにありがちなのが、「性欲が満たされていない」からです。性欲と聞くと男性をイメージしがちですが、そんなことはありません。
セックスレスともなれば、女性も男性も「寂しい、人肌を感じたい」といった気持ちから、他の人と関係を持ってしまうのはよくある話です。性欲は簡単にコントロールできるものではないため、早めに話し合っておくことが重要になります。
ナルシストな性格
ナルシストな性格の方は自分の魅力に対して過剰な自信を持つ傾向にあり、浮気に対して罪悪感を持ちません。それどころか自分がモテるのは仕方がないと開き直り、謝罪をすることもありません。相手が泣いていたとしても、気にかけないのです。
仮に浮気を責めたとしても、「今回だけだよ。ごめんね」と謝り、さらに責め続けると逆ギレをします。たとえ本気で恋人を愛していて、浮気相手とは身体だけの関係であったとしても、これからも罪悪感を感じず他の人を関係を持つでしょう。
浮気を辞められない女性の特徴
浮気を辞められない女性の特徴は、次の3つです。
- 何かに依存しやすい
- 他人に流されやすい
- 常にドキドキを求めている
女性は男性よりも浮気をする確率は低いものの、それでも浮気をする女性は一定数います。女性の浮気は男性とは異なり、心の底から惚れているパターンが多くあります。
そのため、浮気どころか乗り換えをするのは珍しいことではありません。ここでは、浮気を辞められない女性の特徴についてみていきましょう。
何かに依存しやすい
何かに依存しやすい女性の方は、一度相手に惚れるとドンドンのめり込む傾向にあります。たとえ本気で付き合っている人がいたとしても、他に好きな人ができれば制御ができません。しかし自分から付き合っている人に別れを言うこともなく、結果的に浮気がバレてしまい後悔をします。
このタイプの女性は相手に浮気がバレると「本気ではなかった」「寂しかった」と言い訳をして、自分への好意がなくなるのを極端に恐れます。しかし切り替えが早く、別れてすぐに次の相手を作るのも得意です。
他人に流されやすい
女性は口説くよりも口説かれる立場になることが多く、他人に流されやすい性格であれば浮気をしやすくなります。初めはその気がなかったとしても、誘われていくうちに「断れなかったから」「私は何もしていない」と責任転嫁の思考になり、浮気をします。
罪悪感はなく、例えバレたとしても「相手から誘ってきたから自分は悪くない」と言い訳をするでしょう。立場によって誘いを断ることができないのであれば、自分から恋人に相談してくれるはずです。
常にドキドキを求めている
常にドキドキを求めている女性は、新鮮さを求めて他の人に目を向けるようになります。付き合いが長くなると、恋愛初期のようにドキドキは感じなくなるものです。それを退屈に感じて、自分をドキドキさせる方に魅力を感じるようになります。
はたから見ればあなたを大事に扱ってくれて、優しくしてくれるのはとても魅力的な方です。しかしこのタイプの女性からすれば、ドキドキを感じさせてくれないのはつまらないのです。恋人でいられるように努力をせずに、常にドキドキをしたいという女性には要注意です。
浮気を辞められないのは病気?
浮気は病気といわれますが、実際のところ病気ではありません。ただし、浮気は簡単にやめられないことから病気と例えられるのはよくあることです。実際、一度浮気をすると癖になる確率は高く、高確率で繰り返します。
浮気した人は最初は辞めるべきだと思っていても、「最終的にバレなければいいか」と考えてしまうのがほとんどです。浮気を繰り返す人は浮気でしか得られない感情があると学んでしまったため、簡単に辞めさせるのは難しいものです。
浮気を辞めさせる方法は?
結論から述べると、浮気を必ず辞めさせる方法はありません。なぜなら、本人の意志が大きく影響するからです。一度許した時点で、次もまた許してくれるだろうと思ってしまいます。それでも辞めさせたい場合は、次の方法を検討してみて下さい。
- 浮気を繰り返す理由を特定する
- 環境や人間関係を大きく変える
- 許してくれると思わせない
それぞれの方法を見ていきましょう。
浮気を繰り返す理由を特定する
浮気を繰り返してしまうのは、何らかの理由があるはずです。例えば浮気をする原因には次のようなものがあります。
- セックスレスだった
- 連絡を全く取れていない
- 恋人の感じがなくなった
なぜ相手が浮気をしたのか把握することによって、対策をすることが可能です。ただし、浮気をされたほうだけが努力をする必要はありません。あくまで相手が関係をやり直したいと思った場合のみ、努力しましょう。
環境や人間関係を大きく変える
浮気は環境や人間環境からすることもあるため、それらを大きく変えるのも有効です。例えば、今の環境が異性だらけで不倫をしても何も思わない人ばかりであれば、浮気をしてしまう確率は高くなるでしょう。
人を変えるには環境からといわれるように、周りの影響から浮気に走ってしまうこともあるのです。環境や人間関係を変えずに本人の意思のみで浮気を辞めるのは、なかなか難しいでしょう。
許してくれると思わせない
何度も述べたように浮気を辞めないのは、悪いと思っていないからです。一度浮気を許せば、「また浮気をしても許されるか」と思ってしまいます。そのため、浮気されたと思ったら証拠を集めて事実を突き詰めましょう。
決して許さないといったスタンスが重要です。ここで甘い言葉を信じたり、なんだかんだ許したりしまっては、次も許してくれると思われてしまいます。浮気をされないには、相手を心の底から反省させる必要があります。
まとめ
浮気は病気とも言われるように、簡単に辞められるものではありません。実際、浮気の再犯率は45%と非常に高いものです。もしも浮気癖を直すのならば、浮気される側もかなりの覚悟が必要です。
また、どうしても浮気をされたくないのであれば、浮気をした経験がある人とは付き合わないことをおすすめします。どんなに努力をしても、最終的に浮気をする人はいるものです。それらを考えて、再構築をするか考えましょう。