旦那の浮気が発覚し、辞めさせたものの、同じ浮気相手と未だに関係が続いているのは珍しいことではありません。浮気を辞めるように言っても、はぐらかしたり、証拠をうまく掴めなかったりして、苦戦している妻もいるでしょう。
そこでこの記事では、同じ相手と続いてる旦那に対して妻がすべきことを紹介します。現在、旦那と浮気相手の関係が中々終わらないと悩んでいる方は、参考にしてみてください。
同じ相手と続いてる旦那が考えていること
一度浮気がバレているにもかかわらず、なぜ未だに相手と関係を続けているのでしょうか。同じ相手と続いている旦那が考えていることは、次の3つです。
- 離婚はしたくないと思っている
- 浮気がバレてないと思ってる
- 妻よりも居心地が良いと感じている
妻からすれば「旦那が浮気相手と将来を考えている。」と思ってしまう方もいるでしょう。しかし、浮気相手に対して本気とは言い切れません。ここでは、旦那が考えていることについて解説します。
離婚はしたくないと思っている
浮気相手に「一番好きだ」「君といると落ち着く」と甘いセリフであなたしかいないと言うものの、旦那は実は妻と離婚したくないと思っているパターンです。妻からすれば、「何度も浮気相手と続いているのだから本気なのでは?」と思うでしょう。
しかし、本気で浮気相手のことが好きならば、妻と離婚をしてから関係を始めるものです。それをしないのは、妻とは別れたくないからです。良いとこ取りをしたいからこそ、浮気相手や妻との関係を変えようとしないのです。
浮気がバレてないと思ってる
浮気相手と関係が続く男性のなかには、一度浮気がバレたものの「今回こそはバレない」と思っている方がいます。妻から見れば、すでに浮気が一度バレているのだからお見通しなはずですが、夫からすれば「前回の反省を生かして今回はバレないはずだ」と思っているのです。
もちろん夫は浮気がバレていると思っていないため、いきなり離婚を突きつければ大きく動揺するでしょう。浮気相手と関係を続けるのは本気だからなのではなく、バレていないと思っているから続けているのです。
妻よりも居心地が良いと感じている
妻よりも浮気相手と一緒にいる方が居心地が良いと感じているため、離れたくても離れられないケースです。このパターンの夫は、家の居心地が悪いと感じていたり、妻との関係に悩んでいることが多いです。
このパターンでは、旦那は浮気相手に依存している状況とも言えます。また、浮気相手の身体だけではなく、性格を含めて好きになっていることもあり、恋心を抱いているケースも珍しくはありません。
しかし、妻と別れることに踏ん切りがつかず、浮気相手とも離れられない状況になっています。
子どもがいない、または浮気に罪悪感を感じないタイプであれば、妻と離婚して浮気相手と結婚をする可能性もあるでしょう。しかし、長年不倫関係であれば、そこから進展するのは非常に低い確率です。
浮気がバレても続ける旦那の心理とは
浮気がバレても続ける旦那の心理は、次の3つに分かれます。
- 離婚にはならないと思っている
- 浮気への罪悪感がない
- 浮気も必要だと考えている
いずれにしても、「妻に浮気がバレてもなんだかんだ許される」と思っているのです。妻に一度浮気を許してもらった時点で、今後バレたとしても離婚には至らない自信が頭の片隅にあるのです。
そもそも、浮気をする時点で自己中心的な考え方をしているのは間違いありません。浮気は癖ともいわれるように繰り返す可能性があるため、一度発覚した時点で早めに対処する必要があります。
関係を再構築する手もありますが、相手を信じられるまでに多大な労力と時間がかかるため、冷静に判断する必要があります。
同じ相手と続いている旦那を放置するリスク
浮気相手が本気ではないにしても、その関係を放置しているとさまざまなリスクが発生します。具体的なリスクとしては、次の3つです。
- 夫婦のお金を使われる
- 浮気相手が妊娠する可能性
- 旦那から離婚したいと言われる
ここでは、旦那を放置するリスクについてみていきましょう。
夫婦のお金を使われる
夫婦のお金を1つの財布で管理している場合、そのお金が浮気相手に使われる可能性があります。男性は女性に対して見栄を張りたい方が多く、デート代を負担する方も多く見られます。
そのため夫婦で財布を管理していれば、知らぬ間にお金が減っている、もしくはあらかじめ給料を少なく申し出るといったことがみられるでしょう。
ただし、あくまで「共有」している場合であり、財布を別々に管理している場合は気付きにくいでしょう。
浮気相手が妊娠する可能性
浮気相手に対して本気ではないといっても、肉体関係を持っている以上、妊娠する可能性は十分あります。夫がいくら避妊をしていたとしても、浮気相手が自分で妊娠するように仕向けることも可能です。
浮気相手が妊娠すればかなり悪質なケースに当てはまり、慰謝料は相場よりもかなり高く、養育費や子どもの認知といった問題も出てきます。さまざまなリスクを踏まえて、夫婦関係が続いている以上、浮気は一刻も辞めさせるべきです。
旦那から離婚したいと言われる
男性が浮気をする場合、浮気相手と関係が続いているにしても、ほとんどが遊びという感覚であることが多いです。しかし、浮気相手に本気になっているケースもあります。
そうなれば、旦那から「離婚したい」と言われる可能性もゼロではありません。とくに子どもがいない夫婦、かつ年齢が若いともなれば、離婚の可能性はより高まります。
すでに浮気をしている旦那を取り戻すことはないにしても、慰謝料や今後の話し合いのためにもスムーズな対処が必要です。
旦那が浮気相手と別れない時の対処法
旦那が浮気相手と別れないときの対処方法は、次の3つです。
- 不貞行為の証拠を集めておく
- 慰謝料を請求する
- 誓約書を書いてもらう
浮気相手との関係を放置するわけには行きません。具体的な対処法についてみていきましょう。
不貞行為の証拠を集めておく
相手に慰謝料を請求する場合、相手と肉体関係があったことを証明する「証拠」が必要です。証拠がなければ慰謝料の請求は難しくなります。
そのため、肉体関係があったことを匂わすメールのやりとり、ホテルから出てくる写真といった証拠は徹底的に集めましょう。
なお、不貞の証拠が集まっていない時点で浮気を問い詰めると、証拠をもみ消される可能性があるため注意が必要です。
慰謝料を請求する
不貞行為の証拠を集められたら、慰謝料を請求することも検討しましょう。慰謝料は数十万円から数百万円と幅があり、離婚原因や浮気相手との関係によってとても幅があります。
もしも浮気相手が妊娠した場合はかなり悪質なケースに当てはまるため、相場よりも高い金額になる可能性があります。また、離婚しない場合であっても、浮気相手に対して慰謝料を請求することは可能です。
自分の請求金額が相場であるのか、請求可能なのかわからない場合は、弁護士に相談するのも一つの手段です。
誓約書を書いてもらう
浮気相手と別れない場合は、誓約書を書いてもらうのも有効です。誓約書では、浮気相手と二度と会わない、もし浮気をまたしたら慰謝料いくら、などの内容を取り決めすることができます。
もちろん、相手に署名・押印してもらう必要がありますが、浮気の再発防止策として強い効力があります。また、「二度と浮気相手と会わない。」などを口頭だけで約束をした場合、後々「言った」「言わない」の水掛け論になる可能性があります。
浮気の誓約書について詳しくは「不倫の誓約書とは|誓約書を作成するメリットや書き方・効力」をご覧ください。
まとめ
一度浮気が発覚していて、再び関係が続いているともなれば、早急に対処が必要です。放置し続けていると、浮気相手が妊娠したり、夫婦の時間やお金を使われたりしてしまいます(関連:旦那の浮気をほっとくリスクと賢い妻がやること)
もしも離婚や慰謝料請求を考えている場合は、興信所へ依頼してできる限り不貞行為の証拠を集めておきましょう。もしも自分だけでの解決が難しい場合は、弁護士といった専門家への依頼も検討してみてください。