これから浮気調査を探偵に依頼しようと考えている方は、バレることを心配しているかもしれません。浮気をしている人は警戒しながら行動することも多いので、ちょっとした変化に敏感に気づくこともあります。また、探偵も人ですから失敗してバレるようなこともあり得ます。
こちらの記事では、浮気調査がバレるきっかけやバレた場合のリスクについてご説明します。先にお伝えすると、浮気調査を依頼する側のミスでバレるケースが多いです。どんなことに気をつけながら行動していけば良いのか参考にしてみてください。
浮気調査は依頼者側のミスでバレることが多い
冒頭でもお伝えしたように、浮気調査がバレるケースでは、依頼者のミスやちょっとした行動の違いでバレることが圧倒的に多くなっています。
具体的なバレる行動については後述しますが、浮気調査を開始するにあたって、こうやってネットで情報収集をしているでしょうし、いつもと違った行動や態度になってしまうこともあるでしょう。
できる限りいつもと同じ平常心で、いつもと違う行動をしないように過ごすことが浮気調査に気づかれないコツです。
探偵の浮気調査がバレる理由
それでは、どのような理由で浮気調査しているとバレてしまうのでしょうか?こちらでは、依頼者側と探偵側、それぞれどのような経緯でバレてしまうのかをご紹介します。
繰り返しますが、浮気調査がバレる原因は、依頼者側に何かしらのミスや変化があってバレることが大半です。ぜひ、ご自身の状況にも当てはめながら慎重に浮気調査の依頼を進めてください。
依頼者側のミスでバレるケース
浮気調査を依頼するとなると、ご自身でも身の回りを色々と調べてみようと思うことも出てくるでしょうが、ちょっとした行動の変化で相手にバレてしまうことがあります。特に浮気中のターゲットは警戒心が高く、様々な変化に気づきやすいのです。
浮気や探偵について色々調べていてバレる
今こうして調べているように、「浮気」「慰謝料請求」などのキーワードでインターネット検索していると、そのことが検索履歴として残ってしまいます。
浮気されている人が「浮気しているかも」とスマホの中身を知りたいように、浮気している人が「浮気調査されているかも」と、スマホやPCの中身を調べる可能性があります。
たとえ直接スマホやPCなどの中身が見られなくても、Googleアカウントなどが共有できる状態であれば、履歴がきっかけでバレてしまうことも出てくるでしょう。こうやって浮気に関して調べた履歴は、その都度消しておくように癖を付けておきましょう。
どうしてもメモとして残しておきたいのであれば、相手に見つからないアカウントからの観覧や、URLだけ別で残しておくなどの方法を取ると良いでしょう。
自分で調査しようとしてバレる
パートナーの浮気を怪しんでいる方の中には、自分で浮気調査をしてみようと思うこともあるでしょう。しかし、相手のスマホを勝手に見たり、自分で尾行をしたりして浮気調査がバレてしまう可能性があります。
あなたとしては、バレないように調べたつもりでも、相手からすれば変化の違いに気付かれてしまうことも多いです。例えば、極端に神経質になっている人であれば、風呂に入る前にスマホを置いた位置や角度を覚えておき、それがズレていたら「スマホを触られた」と気付くかもしれません。
それくらい過敏になっていることも考えられますので、相手の身の回りを調べる場合には特に慎重になって、一切の変化を加えないくらいの覚悟で浮気調査する必要があります。
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探偵や弁護士に相談しに行ってバレる
上記と同じ理由で、浮気する人は配偶者のスケジュールにも敏感になっています。理由が2つあり、1つは浮気する日を見計らうため、もう1つは浮気調査していないかを心配するからです。
浮気調査を依頼する前には、探偵や弁護士に相談・面談をしに行くことになりますが、どうしても数時間はかかってしまいますし、事務所が遠ければ半日〜1日程度かかってしまうでしょう。
理由なく出かけてしまうと勘付かれてしまうので、何かしらの嘘の理由を用意することでしょうが、曖昧な理由や不自然な態度が全部怪しく見えてしまいます。
探偵や弁護士への相談で家を空けなくてはならない場合には、事前にきちんと別の理由を作っておき、場合によっては共通の友人に口裏合わせをしてもらっても良いでしょう。
大きな出費が原因でバレる
浮気調査の料金は数十万円する高額なものです。夫婦共有でお金を管理しているようであれば、そこから数十万円が減っていることにより、何に使ったのかを聞かれる可能性があります。
また、基本的にあなたが家計を管理している立場でも、夫婦で共有できる口座から探偵社に振り込みなどしてしまうと、振込履歴からバレてしまう可能性が出てきます。お金の準備と支払い時にも気をつけておかなくてはなりません。
探偵側のミスでバレるケース
多くが依頼者側のミスや普段の行動の違いなどで浮気調査がバレてしまいますが、探偵のミスや能力の低さが原因でバレてしまうようなこともあります。依頼者としてできることは、いくら安くても実績や信頼性が不十分な探偵には依頼しないことです。
探偵の能力が低くてバレる
浮気調査の方法には尾行や聞き込みなどがありますが、経験や能力が低い探偵の場合、ターゲットに近づき過ぎて尾行がバレることも起こり得ます。
その時は探偵だと直接バレなくても、怪しい人物に付けられたことには気付かれ、その結果「探偵に依頼してるんじゃないか?」と勘付かれて、突然あなたに問いただされるようなこともあるでしょう。
契約書や機材レンタル等でバレる
こちらは依頼者側のミスである場合もありますが、契約後の探偵とのやり取りでバレてしまうようなこともあります。探偵との連絡中にバレたり、書類等が自宅に届いてそこからバレたりするようなケースです。
依頼を多く受けるような大手探偵社であれば、依頼者との連絡方法のノウハウもしっかりしていますので、依頼後に浮気調査がバレないように配慮して連絡を取ってくれます。
しかし、無名の探偵事務所であれば、不用意に連絡を送るなどしてバレるきっかけを与えてしまうことも考えられます。例えば、探偵事務所の名前が入った封筒で書類を送られるなどの初歩的なミスや配慮不足をされることもあり得ます。
浮気調査がバレた場合のリスク
浮気調査がバレたことにより、相手が浮気を止めてくれればまだ良いのですが、あなたが不利になるような状況になることも数多く考えられます。
こちらでは、浮気調査がバレた場合のリスクについてお伝えします。浮気調査を開始する際には慎重になって行うように、いまいちど気を引き締めるきっかけにしてください。
証拠の確保がより難しくなる
ターゲットが浮気調査に気づいたとしても、「浮気調査してるだろ!」と直接問いただしてこないケースもあります。一時的に浮気は止められますが、しばらくしてより慎重に、より狡猾に浮気が行われることも多いです。
さらには、こっそりと証拠隠滅を計り始めて、これ以上の証拠収集が難しいような状況を招いてしまうことも起こり得ます。
夫婦関係が悪化する
圧倒的に浮気する側が悪いのですが、「何勝手に浮気調査しているんだ!」と逆ギレされるようなケースもあります。
最悪の場合、相手から離婚を切り出されることも起こり得ますが、浮気調査が途中でバレたこともあり、証拠不十分で慰謝料請求が十分にできないような事態にもなりかねません。
費用が無駄になる
たとえ探偵社のミスによって浮気調査がバレるようなことがあっても、費用が返金されるとは限りません。浮気調査がバレて失敗に終わった上に費用はきちんと取られるような事態にもなり得ます。
そのようなこともあり、探偵に依頼する場合には、全国に複数の事務所を持つような大手探偵社から優先的に探していった方が安心なのです。「成功報酬で証拠が取れなければ無料」などと謳っている探偵社もいくつかありますが、それだけで安心するのも危険です。
「どのようなケースで費用がかからないのか」などを事前に確認しておくことで、万が一浮気調査がバレた場合のトラブルを最小限に防ぐことができます。
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探偵が法的責任を問われる可能性
ほとんどの探偵社は法律に沿って浮気調査を行いますが、悪質な探偵事務所や無名な探偵事務所は、稀に違法に証拠収集するようなことがあります。例えば不法侵入をしたりGPSを勝手に設置したりする行為です。
また、尾行がバレた場合には、ターゲットから警察に突き出されて、迷惑防止条例違反として罪に問われる可能性もあります。探偵が法的責任を取られても、依頼者に直接的な罰則はありませんが、余計に揉めて相手との話し合いがうまくいかなくなる可能性が高まります。
また、違法な手段によって手に入れた証拠は裁判で却下さて意味を成さない可能性があり、探偵への依頼が無駄になる可能性も残ります。
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浮気調査がバレた場合、返金してもらえるのか
何度かお伝えしていますが、浮気調査がバレて探偵料金を返金してもらえるかどうかは、契約内容によります。もともと返金制度がない契約であれば、それまでに払った料金は返金される可能性が低いです。
その一方で、成功時に追加で必要になる成功報酬は不要になってくるでしょう。契約内容によっては返金される可能性もありますが、何を持ってして成功か失敗かがはっきりしていないと、依頼者と探偵社の言い分が食い違い、揉め事になってしまうようなことも起こり得ます。
完全成功報酬などの料金システムはリスクも低く感じられて魅力的でしょうが、このような揉め事が起きてしまう可能性も出てきます。きちんと説明してくれて、アフターフォローもしっかりしている有名で評判の良い探偵社がおすすめです。
浮気調査がバレないようするための心得
お伝えのように、浮気調査がバレる原因の多くが依頼者によるものです。これからあなたが次のことに気を付けることで、浮気調査がバレる可能性を大幅に下げていくことができるでしょう。
パートナーの浮気を下手に探らない
探偵への依頼だけでは心配だったり、費用が不足していたりして、自分で浮気調査を考える方もおられます。しかし、不用意にあなたが行動することで、バレる可能性が高くなっていきます。
バレたり警戒されたりした状態でプロの探偵に浮気調査を依頼しても、難易度が高くて成功しないことにも繋がります。自分でできる浮気調査もありますが、あまりやり過ぎるとバレるきっかけをたくさん作ってしまいますので、ほどほどで留めておくようにしてください。
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探偵に連絡した痕跡を残さない
探偵の浮気調査がバレる原因は、依頼者に多くあるとお伝えしました。その中でも多いものが、探偵と連絡を取っている痕跡によるものです。検索や通話、メッセージ、郵便物、振り込み履歴など、ありとあらゆる探偵との接点が配偶者から見つからないように細心の注意を払うようにしましょう。
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実績があり信頼できる探偵に依頼する
残念ながら探偵のミスによって浮気調査がバレてしまうこともあります。探偵はプロであることには違いありませんが、失敗してしまうこともあり得ますし、実力差によって結果も変わってきます。
まず、これまでにも十分な実績がある探偵社に依頼をすること、そして、万が一成功しなかった場合のアフターフォローがしっかりしている探偵社に依頼することが大事です。
無名な探偵社であれば、費用が安いなどの魅力があるかもしれませんが、その反面実力やアフターフォローが不明です。費用が安くても失敗してしまえば元も子もありません。実績があって、不安な内容をきちんと説明してくれる探偵社に依頼しましょう。
まとめ
探偵に浮気調査を依頼したとしても、必ず成功するとは限らず、バレてしまうようなことも起こり得ます。 そして、浮気調査がバレる主な原因が、依頼者が普段と違う言動や態度を取ってしまうことです。依頼者の方が浮気調査をバレないようにするためには、次の点に気をつけましょう。
- 探偵や浮気調査の痕跡を残さない
- 無理に自分で浮気調査し過ぎない
- 平常心を保つ
探偵に依頼して浮気調査が失敗に終わったとしても、費用が返ってくるとは限りません。浮気調査を成功させるためには、探偵選びから大事で、実績が十分ある探偵を優先的に探すようにしましょう。また、大手探偵社などはアフターフォローがしっかりしているところも多く、仮に浮気調査が成功しなくても、返金制度が利用できる場合もあります。