- 浮気経験のある人の約10%がマッチングアプリで出会っている
- マッチングアプリの浮気はバレにくい
- マッチングアプリの浮気は、クレカの明細や自分も登録して調べる
- 独身だと嘘をついて登録していた場合、相手から慰謝料請求される可能性がある
今や自宅にいながらでも、マッチングアプリで恋人を簡単に探すことが可能です。それと同じように、マッチングアプリで浮気相手を探すこともできます。実際、マッチングアプリで浮気相手を探している人は多く、パートナーがアプリを入れているなら危険信号です。
この記事では、マッチングアプリで浮気相手を探す人が多い理由から、浮気の確認方法まで紹介します。過去に恋人がマッチングアプリで浮気をしていた、怪しいと疑っている方は、参考にしてみてください。
マッチングアプリで浮気相手を探す方は多い
冒頭でも述べたように、マッチングアプリで浮気相手を探している人は当然のようにいます。家にいながらでも遠い地域に住んでいる人との関係を持てるため、浮気がバレにくいのもマッチングアプリの特徴の1つです。
また、スマホ1台で手軽にやり取りできるため、手軽に始めやすく、LINEなどとは違いアプリを消去すれば浮気の痕跡も残りにくいでしょう。
マッチングアプリの浮気率は高い
浮気相手と出会う場所として、マッチングアプリはよく利用されています。配偶者や交際相手がいるのに、浮気を目的としてマッチングアプリに登録する人も少なくないでしょう。
小学館の雑誌『サライ』のアンケートによると、浮気経験のある人の約10%がマッチングアプリで浮気相手と出会っています。
出会いの場所 | 回答率 |
---|---|
職場 | 29.5% |
友人・知人の紹介 | 12.5% |
飲み会 | 11.7% |
SNS | 10.7% |
マッチングアプリ | 10.2% |
【引用元】浮気相手と出会った場所TOP3、3位 飲み会の場、2位 友人・知人の紹介、1位は? | サライ.jp
マッチングアプリは既婚者でも登録できるの?
結論からいうと、既婚者でも利用できるかどうかはマッチングアプリによって異なります。とはいっても、多くのアプリは利用規則で既婚者の登録は禁止されています。中には、独身証明書の提出が必要なマッチングアプリもあります。
しかし、ほとんどのアプリはそこまでしていないため、独身だと嘘をつけば簡単に登録できてしまうのが現状です。実際、「マッチングアプリで出会った相手が実は既婚者だった」といった話は珍しくはありません。
マッチングアプリで浮気相手を探す理由
ここでは、マッチングアプリで浮気相手を探す理由をさらに詳しくみていきましょう。
- 知人や友人にもバレないから
- 手軽に異性を探せるから
- セフレ目的の人と出会いたいから
知人や友人にもバレないから
マッチングアプリはまったくの赤の他人と出会うことができます。そのため、知人や友人経由で浮気がバレるリスクが低いです。反対に、友人や会社の同僚と浮気をしている場合は、人づてに浮気がバレる可能性があります。
とくに大人にもなると、お酒が入った勢いで不特定多数に暴露してしまうこともあります。狭いコミュニティであればあるほど、すぐに噂は広まってしまうものです。そういった不安がマッチングアプリにはありません。
手軽に異性を探せるから
マッチングアプリを利用する人は、すでに交際相手を探している状態であるため、簡単に異性と出会うことができます。浮気相手を簡単に探したいという方には、これ以上のアプリはありません。
現実であれば、お互い気があるのか探り合う心理戦、さらには周囲の目もあり、思うようにことが進みません。マッチングアプリに登録している人は、そもそも異性と出会い交際することを目的としているため、出会ってから恋愛関係に発展するスピードは早いでしょう。
セフレ目的の人と出会いたいから
マッチングアプリに登録している人の中には、性的関係だけを求めている方もいるでしょう。いわゆる「セフレ」と呼ばれる関係を求めている方がマッチングアプリに登録していることがあるのです。
たとえ相手が既婚者だとしても、割り切った関係は需要があるものです。とくにセックスレスに悩んでいる夫婦の場合は、性的欲求を満たすためにマッチングアプリでセフレを探すケースもあります。
【関連】セックスレスでの浮気は仕方ない?離婚や慰謝料は請求できる?
マッチングアプリで浮気してるか確かめるには
マッチングアプリで浮気しているか確かめるには、次の2つが有効です。
- 自分も登録して配偶者を探す
- カードの明細から課金してるか見る
自分も登録して配偶者を探す
マッチングアプリは基本的に距離順で表示されます。つまり配偶者が利用してる場合、自分も登録すれば配偶者が表示される可能性は高いです。
もしも、好みや性格をもとに相性の良い相手を提案してくれるマッチングアプリであれば、配偶者の好みに合わせてプロフィールを作成してみましょう。
配偶者のマッチングアプリの利用目的がセフレであれば、1人でも多くの異性とマッチングするように利用しているはずです。そうなれば、配偶者を探すのにそれほど時間はかからないでしょう。
カードの明細から課金してるか見る
マッチングアプリの課金形態は様々ですが、基本的にはヘビーユーザーほど課金額が大きくなります。つまり、マッチングアプリで異性を探しまくっている人ほどお金を取られるのです。
そして、アプリの決済方法はたいてい「クレジットカード決済」か「AppleID、Google Play決済」であることが多いです。クレジットカード決済の場合は、明細を見ればマッチングアプリを利用しているかどうかがわかります。
また、すでに浮気相手がいる場合は、カードを外食やブランド店で利用した明細もあるはずです。とくに男性の場合は女性に見栄を張りたいがために、プレゼントのバッグやおしゃれなお店での明細が出てくるでしょう。女性の場合は洋服や下着、化粧品を購入した明細が出てきます。
もしも急にお金の変化が見られた場合は要注意です。なお、ラブホテルの場合はラブホテルだとばれないようにお店側が配慮していることが多いため、カードの明細からはわかりません。
マッチングアプリの浮気で知っておくべきこと
もしも配偶者がマッチングアプリで浮気していると疑われる場合は、これから紹介することを押さえておく必要があります。
- 登録しているだけでは浮気とはならない
- 浮気相手の特定が難しいケースも多い
- 貞操権の侵害で慰謝料を請求される可能性
登録してるだけでは浮気とはならない
マッチングアプリ=浮気と思っている人も多いかもしれませんが、登録しているだけでは浮気にはなりません。交際や結婚をする前に利用していて、アンインストールをせずにアプリだけ残っている人もいるでしょう。
また、既婚者で慰謝料請求なども考えている場合は、肉体関係があったことを証明できる証拠が必要となります。もしもマッチングアプリを利用していて、実際に異性と出会っていたとしても、肉体関係を証明できなければ不貞行為とならない可能性があります。
浮気相手の特定が難しいケースも多い
マッチングアプリでの浮気は、相手の本名や住所を把握するのが難しくなります。マッチングアプリはニックネームで利用できることも多いため、そもそも相手の本名を知らずにやり取りをしている可能性があります。
さらに1回きりともなれば余計、浮気相手を特定するのが難しくなり、こうなれば慰謝料の請求はできません。
貞操権の侵害で慰謝料を請求される可能性
配偶者が独身だと嘘をついて登録していた場合、浮気相手から「貞操権(ていそうけん)の侵害」で慰謝料を請求される可能性があります。
貞操権とは、性的な自由に不当な干渉を受けない権利、純潔を侵害されない権利のことです。既婚者なのに相手が「独身」と偽って交際を継続していた場合、相手はあなたの性的な判断の自由を不法に侵害したことになるので、「不法行為」が成立する可能性があります。
貞操権の侵害で認められる慰謝料の相場は「50万円から数百万円」と決して安い金額ではありません。遊びのつもりでマッチングアプリで浮気をしていたら、大切な夫婦のお金を失ってしまう可能性もあるのです。
旦那がマッチングアプリで浮気したのが許せない場合
旦那がマッチングアプリで浮気したのが許せない場合、「離婚や慰謝料を請求する」か「誓約書を書かせる」ことを検討しましょう。どちらにしても、浮気をしていたことを証明できる証拠が必要です。
注意すべき点としては、浮気がハッキリしない時点で問い詰めると証拠を隠蔽されたりする可能性があります。配偶者に警戒されると、浮気の証拠が集めづらくなります。もしも配偶者がマッチングアプリで浮気をしていた場合は、相手にばれないように確実に証拠を押さえておきましょう。
まとめ
マッチングアプリは今や当たり前の時代になっており、浮気のツールとしても利用されています。さらに厄介なことに、マッチングアプリの浮気は相手の特定が難しく、慰謝料請求ができない可能性もあります。
とはいっても、見過ごすわけには行きません。その場合は、確実に証拠を押さえて相手が言い逃れできない状況にしてから、離婚や慰謝料請求などの行動に移しましょう。