浮気する夫にとって妻とはどういう存在？夫の本音やこらしめる方法

夫が浮気している、もしくはしていた場合、妻である自分に対してもう愛情を持っていないのかと落ち込むのは当然のことです。しかし、男性の浮気は遊びとも言われることから、浮気相手は本命ではないと思い込みたい妻も多いでしょう。

そこでこの記事では、浮気夫にとって妻はどういう存在なのか、夫の本音について解説します。過去に浮気されたことがある妻、もしくは現在進行系で浮気されている妻は、ぜひ参考にしてみてください。

浮気夫にとって妻とはどういう存在？夫の本音とは

浮気夫にとって妻はどういう存在なのか、その本音は次の3つにわかれます。

いずれにしても、浮気相手を本気にしている場合は少なく、ほとんどは遊びです。また、本気で相手に恋をしているとしても、実際に離婚に至るケースは少ないものです。

ここでは、それぞれの夫の本音について詳しくみていきましょう。

妻を大事な存在だと思っている

男性の浮気は遊びといわれるように、浮気をしているものの妻を大事に思っているのが本音という旦那です。浮気をしていても、家族を大事にしたいと思っている男性は意外と多いのです。

このタイプの旦那は、浮気相手に「離婚したくてもできない」「本気だよ」といっていたとしても、実は本気ではないのです。

あくまで浮気相手は遊び相手、妻とは全く別れる気がありません。そのため、仮に妻に浮気がバレたとしても「本気ではない」と必死に弁明します。

女性として見れなくなっている

セックスレスが原因による欲求不満を解消するために、浮気をしている旦那にありがちな本音です。セックスレスに陥る原因はさまざまですが、なかでも多いのが「女性として見れなくなっている」というものです。

浮気はあくまでも性欲を満たすためにしているだけで、妻との離婚や浮気相手との将来を考えていることはほとんどありません。夫にとってはあくまで妻が1位であり、浮気は性欲を満たすためにしているに過ぎません。

一緒にいると苦痛を感じる存在

最後が、一緒にいると苦痛を感じる存在です。このタイプは「家に帰っても休まらない」「妻がイライラしているから家に帰りたくない」となる夫に多くみられます。

男性の不倫の多くは遊びですが、この場合は離婚して浮気相手と結婚しようと本気で考えていることも珍しくはありません。そのため、夫の本音としては「浮気がバレたとしてもむしろ離婚できるきっかけ」「慰謝料を払ってすぐにでも妻と関係を切りたい」となることがほとんどです。

浮気夫になってしまう夫婦生活とは

結婚当初はお互いを思い合って生活をしていたのに、気付けば夫は家に帰ってこず、浮気相手と遊んでばかりとなるのはなぜでしょうか。

それは、夫婦生活が原因となっていることがほとんどです。 浮気夫になってしまう夫婦生活とは、次の3つです。

夫婦生活に原因があるからといって浮気を肯定するわけではありません。しかし、いずれかに当てはまっている場合は夫婦生活を見直す必要があります。

セックスレスになっている

浮気の原因、離婚の原因で上位にランクインするのが「セックスレス」です。夫婦生活が長引くと相手の知りたくなかったところを見るようになり、マンネリ化からセックスレスになることは珍しいことではありません。

しかし性欲は三大欲求であることから、何かしらの対処をする必要があります。その対処をせずにセックスレスを放置していると、周りの女性がより魅力的に見えて、夫は浮気に走ってしまいます。

コミュニケーションがない

子どもがいる家庭や夫婦が悪い意味で自立しすぎていて起こりがちなのが「夫婦のコミュニケーションがない」状況です。

このタイプの夫婦は、パートナーの浮気を疑っていても追及はせずに浮気を放置してしまうことも少なくありません。その結果、浮気が長期化して本気になり、パートナーが浮気相手と再婚するために離婚を切り出してくることもあるでしょう。

離婚するかどうかは別として、夫の浮気をほっとくことは様々なリスクが付きまとうので、浮気を疑った場合はなるべく早く対処するようにしましょう。

妻からモラハラを受けている

モラハラをするのは男性だけではありません。例えば妻は家事を旦那に押し付けて何もしない、外出することに嫌味を言う、夫の稼ぎや趣味に対して文句を言うのも立派なモラハラです。

夫に文句や言いたいことがあるにしても、伝え方を考えないと旦那も窮屈になってしまいます。その結果、違う女性に癒しを求めて浮気に走ってしまうのです。

浮気夫との向き合い方

浮気する夫に対して、妻はどういった事を意識すればいいのでしょうか。ここでは、浮気夫との向き合い方についてご紹介します。

再構築を望むなら早めの解決を目指す

浮気夫と「離婚したくない」「関係を再構築したい」といった場合は、浮気の問題をなるべく早く解決する必要があります。

浮気を放置していると、最初は遊びでも段々と相手に本気になり、最終的には夫から離婚を切り出される可能性もあります。

また、浮気相手が妊娠したり、夫の浮気を放置するのは様々なリスクが付きまといます。

浮気の問題を早く解決するためには、証拠を確保することが一番ですが、夫のスマホを勝手に見たり、強引な浮気調査をすることで関係がさらに悪化することも考えられます。

しかし、浮気の有無をハッキリさせないと次の対応が取れないため、 なるべく角が立たないような方法で浮気の証拠を見つける必要があります。

夫に対して寄り添う姿勢を見せる

ある程度証拠がある段階で浮気を問い詰める際も、一方的に怒るのではなく、浮気の原因をお互い話し合うことが大切です。

悪いのは浮気をした夫ですが、妻のモラハラやセックスレスなどが原因で浮気に走ってしまうケースもあります。

妻側の日頃の行動を変えることで、夫が夫婦としての関係を見直すきっかけにもなるかもしれません。

また、浮気をした夫に対して、妻が寄り添う姿勢を見せることで、夫婦関係の再構築をスムーズに行える可能性は高くなります。

今後も離婚せずに夫と一緒に生きていくと決めているのであれば、妻である自分の日頃の行動も見直してみましょう。

許せないなら証拠を確保しておく

浮気をした夫を許すことができず、離婚や慰謝料請求を考えている方も多いでしょう。離婚や慰謝料請求を考えている場合は、必ず「不貞行為の証拠」を確保しておきましょう。

証拠がないと、最終的に離婚や慰謝料請求が認められない可能性もあります。逆に、証拠があれば、慰謝料も請求できますし、有利な条件で離婚を進めることもできます。

証拠の取り方が分からないという方は、探偵に浮気調査を依頼することをおすすめします。

浮気する夫をこらしめる方法

いくら夫婦関係に原因があるとしても、浮気は許せないものです。ここでは、浮気する夫をこらしめる方法をみていきましょう。具体的な方法は、次の2つです。

離婚をする

浮気は何度も繰り返されるといわれるように、一度反省したとしても、またすることは珍しくはありません。遊びのつもりで浮気をしていた夫は、妻から離婚を突きつけられれば、とんでもないショックに陥るはずです。

また、自分を守るためにも、離婚は一番の方法です。子どもがいる場合はなかなか難しい方法ではあるものの、子どもがいないともなれば、離婚をすることも選択肢のひとつでしょう。

慰謝料を請求する

離婚をするにしても、しないにしても慰謝料の請求は可能です。夫と浮気相手に対して慰謝料を請求すれば、数十万から数百万円の請求ができます。

数十万から数百万円の出費は決して安くはないもの。慰謝料を請求することで、夫や浮気相手は事の重大さに気づくことでしょう。

ただし、浮気で慰謝料を請求するためには、浮気を証明するための証拠が重要になりますので、証拠がない場合は探偵事務所や弁護士に相談しながら対処することをおすすめします。

夫の浮気で離婚するかしないか悩んだら

夫の浮気は簡単に許せるものではありませんが、離婚するべきかどうか悩む妻も多いでしょう。夫に対して愛情がない、年齢が若く再婚が望める、離婚しても自立して生活ができる、という場合は離婚も十分選択肢に入れても良いでしょう。

反対に、夫婦関係を再構築したい、子どもがいる、長年専業主婦をしている、ような場合は一旦考えた方が良いでしょう。また、浮気で離婚するかどうか悩んだ際も、証拠は必ず押さえておくことが重要です。

証拠を確保することで、離婚する場合も慰謝料を請求でき、離婚しない場合も夫が有責配偶者となるため、夫からの離婚請求が原則認められなくなります。

有責配偶者（ゆうせきはいぐうしゃ）
自ら離婚原因を作って婚姻関係を破綻させた者。有責配偶者からの離婚請求は、原則として認められない。

引用元：有責配偶者とは - コトバンク

まとめ

浮気は病気といわれるように、一度許したとしても再びしてしまう可能性は十分にあります。もしも浮気が発覚した場合は、証拠を必ず押さえておきましょう。

浮気が発覚していないにもかかわらず問い詰めると、証拠をもみ消される必要があります。浮気を何度も許して複雑な関係にならないように、早めに対処をしていきましょう。