不倫が辛い女性のイメージ画像

不倫は、一時的な欲求や感情を満たすだけで、後になってみると辛いことがたくさんあります。

不倫される方は当然辛いことばかりで、人によってはうつ病などの精神疾患の原因にもなり得る重大な問題です。

しかし、不倫をしている側も、辛い思いを感じながら不倫を続けている人たちも少なくないのです。

こちらの記事では、【不倫している側】が辛い理由と【不倫された側】の辛い気持ちの乗り越え方についてご紹介します。

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不倫が辛い5つの理由【不倫してる側】

不倫された人は当然辛い思いをしますが、実は不倫をしている当人も辛い思いを抱えながら不倫を続けていることも少なくありません

不倫されている方は、「そんな話知ったことか!」と思うでしょうが、不倫している側の辛い気持ちを理解すれば、不倫を辞めさせるヒントが見つかるかもしれません。

不倫している人が辛い理由は以下の5つです。

  1. 未来のない恋愛をしているから
  2. 家族への裏切りだから
  3. 誰にも相談できないから
  4. 本命にはなれないから
  5. 大切な日を一緒に過ごせないから

未来のない恋愛をしているから

ズバリ不倫に未来はありません。日本では重婚が禁止されていますので、このままの不倫関係をこっそり続けていくか、今のパートナーと別れたうえで再婚するしかありません

不倫が原因で離婚する場合には、高い確率で修羅場が訪れることでしょう。

普通の恋愛であれば、恋人関係から結婚、そして子育てなど将来を描いていきますが、不倫では実現が困難になるため、辛さや虚しさを感じてしまうことがあります。

家族への裏切りだから

配偶者や子どもに対して、後ろめたさや罪悪感を感じながら浮気を続けてしまう方も少なくありません

本人が不倫をやめれば良いだけの話ではあるのですが、誘惑に逆らうことができずに不倫を続け、その一方で家族の顔や日常を見たときに辛さを感じるようなパターンです。

誰にも相談できないから

不倫は大っぴらに人に知らせることができない背徳感がある行為です。

また、どこから不倫している情報が漏れ出すか分からないため、周りの人に安易に悩みを相談することができません。

本命にはなれないから

不倫相手に配偶者がいる以上、自分が本命や一番になることはできません

独占欲が強い人が不倫をしてしまうと、このような自分が一番ではないという感覚から、辛い思いを感じてしまう人も出てくるのでしょう。

大切な日を一緒に過ごせないから

出張等の嘘で少しは誤魔化すことができますが、クリスマスや年末年始、連休、誕生日などは基本的に家族と共に過ごします

不倫といえども恋愛感覚で付き合っており、好きな人と大切な日を過ごせないことに辛さを感じる人も出てきます。もちろん、これらの感覚も不倫をしている以上、単なるわがままでしかないのですが…。

浮気されて辛い時の乗り越え方【不倫された側】

不倫をされた方は、辛い気持ちになることは当然です。

浮気された事実を変えることはできませんが、適切に対処することで、気持ちが少し楽になったり、浮気の再発を防げたりします。

誓約書や慰謝料などのケジメを求める

浮気されてしまった方は、感情的になったり、どう対処すれば良いか分からずにハッキリとした解決方法を取れないことも多いです。 

そのような方でも、誓約書の作成か慰謝料請求のいずれかの方法を取って解決することを考えてみてください

許す場合には誓約書を書かせる

不倫の誓約書とは、不倫の事実を認めさせ、「今後不倫をしない」「不倫相手と会わない」などの約束事を記載した書面です。

これだけでも不倫の証拠になりますし、万が一次に不倫されるようなことがあれば、慰謝料請求や有利な条件で離婚がしやすくなります。

また、誓約書を作成しておくことで、今後の不倫の抑止力にもなります。今回の不倫を許そうと考えている方でも、最低限作成しておくことをおすすめします。

許さない場合は不倫相手や配偶者に慰謝料請求をする

不倫を許せない場合には、不倫相手や配偶者に対して慰謝料請求できる場合があります。状況にもよりますが、不倫の慰謝料は50〜300万円程度と、決して安い金額ではありません。

ただし、相手が「不倫はしていない」などと反論してくる可能性があるため、不倫の証拠を先に用意しておく必要があります

また、離婚までしない場合には、配偶者に慰謝料請求しても家庭内でお金が移動するだけであまり意味がないので、不倫相手にのみ慰謝料請求することが一般的です。

浮気の原因や今後を二人で話し合う

不倫を思い出すことは辛いですが、再発防止のためにも、浮気の原因について夫婦で向き合う機会を設けることをおすすめします

話し合いの中では、次のような内容を決めていくと良いでしょう。

話題 主な解答例
浮気が起きた原因や相手の特定 酔った勢いで会社の後輩と関係を持ってしまった
浮気相手に会わないための対処 浮気相手の連絡先は全て削除する
次に浮気しないための対処 位置情報を共有しあう
次に浮気した場合の罰則 100万円以上の慰謝料請求をする

浮気の原因がわかれば、再発防止策を練ることができます。

また、セックスレスなどが原因で浮気に走ってしまうケースもあり、不倫された側も相手に歩み寄ることで、夫婦関係を再構築していける可能性は高くなります

新しい趣味や仕事に没頭する

浮気の問題が解決しても、心に負ってしまったダメージが癒されるかどうかは人によります。辛い気持ちがフラッシュバックしてしまうこともあるでしょう。

浮気をした配偶者と一緒に過ごすのが辛いと感じる方は、ぜひ自分の時間を大切にしてみてください。

何かに集中していれば、余計な考えは浮かびにくくなり、時間と共に辛い気持ちも薄れていくこともあるでしょう。

どうしても辛い方は、心療内科の診断やカウンセラーなどを受けてみるのもひとつの方法です。

不倫が辛い時のケース別対処法

こちらでは、不倫が辛い時のケース別の対処法をご紹介します。

パートナーの浮気が何年経っても許せない

パートナーの浮気を何年経っても許せない方も多いでしょう。

どうしても許せないようであれば、離婚も選択肢に入れて証拠は残しておき、いつでも離婚や慰謝料請求ができる状態を整えておきましょう

許すと一度決めた場合も、中途半端に許してしまうと再び浮気をされてまた辛い気持ちにもなってしまいます。上記で触れた誓約書だけはきちんと作成することをおすすめします。

パートナーに浮気されたトラウマが消えない

一度受けた辛い気持ちがいつまでも解消されないようなこともあります。

まずは、一人でも没頭できるような趣味や仕事によって、考え過ぎてしまう状況から抜け出せないか取り組んでみてください

それでも難しいようであれば、カウンセラーや医者など、心のケアをしてくれる専門家のサポートも頼ってみてください。

付き合うといつも浮気されるのはなぜ?

なぜかよく浮気されてしまう人というのは一定数いるものです。これは、その人の男運・女運が悪いのではなく、浮気されてしまう要因がご自身にもあるケースが多いです。

浮気されやすい人は、次のような特徴が当てはまる部分がないでしょうか?

なんでも許す優しい人

パートナーに対して優し過ぎてなんでも許してしまう人は、ある意味パートナーから舐められてしまう要因にもなります。

パートナーの目の前に魅力的な異性が現れた際には、「浮気してもそんなに怒られないだろう」という考えから浮気がスタートしてしまいがちです。

お互いに干渉し過ぎない人

お互いある程度自由に過ごすことは健全なことですが、気づいたら1週間連絡を取っていなかったなど、自由にさせ過ぎることも浮気の原因です。

無関心になり過ぎると「私は愛されていないのかな?」と不安も生じさせてしまうので、ある程度マメなコミュニケーションは大事になります。

束縛が強過ぎる人

反対に束縛が強過ぎる人も反発を生んでしまいます。

束縛が強すぎると、パートナーに対して嫌気が差し、逃げるように浮気相手を求めてしまいます

干渉しないことと、ある程度連絡を取り合うことのバランスが大事です。

愛情表現が苦手な人

好きという気持ちをストレートに表現できない人も少なくありません。

相手からしてみれば、「私のことはどうでもいいのかな?」と思わせてしまう原因にもなり、その結果他の異性に心移りさせてしまうきっかけにもなり得ます。

愛情表現を伝えることが苦手な人は、記念日をしっかり祝ったり、身の回りのちょっとした優しさを見せたりすることで、大切に思っているという気持ちを伝えていきましょう。

セックスレスになりがちな人

セックスレスも浮気の原因になり得ます。

あなたがセックスに消極的だとしても、パートナーも同じとは限りません。

相手にしてくれないなら」と、性欲を満たすために浮気に走ってしまうかもしれません。

まとめ

不倫をすることは、今の配偶者を辛い思いにさせることはもちろんのことですが、不倫している当人同士も辛い気持ちになりがちです

さらには、慰謝料請求や離婚に繋がる原因でもありますから、誰も幸せになれない軽率な行為です。不倫をしている人は、すぐに不倫をやめるように考えを改めるようにしましょう。

不倫をされて辛い人は、許すか許さないかを自分の中で決めて、許す場合でも誓約書を作成して、2度と浮気をしないように釘を刺しておきましょう。

どうしても許せない場合には、離婚や慰謝料請求を検討してください。